【迷惑メール注意喚起】Amazonを装ったメールに注意!(2022/4)


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その他

世界中で多くの人に利用されているAmazonですが、知名度が高い分、迷惑メールも多いように感じます。実際に迷惑メールが来たので、内容の確認と見分け方について説明していきたいと思います。

前回は、Amazonプライムを装ったメールの見分け方を説明しましたが、今回は支払い方法の変更という旨で来ましたので、こちらも確認していきたいと思います。

実際に送られたメールの内容

実際に送られてきたメールのキャプチャになります。

件名:支払い方法を更新してください

迷惑メールの見分け方

Amazon公式から送られたメールと迷惑メールを比較しながら、迷惑メールの見分け方を考えていきたいと思います。

メールの送信元を確認する

Amazon公式とAmazonを装った迷惑メールの送信元メールアドレスを確認してみます。

送信元メールアドレス
Amazon公式store-news@amazon.co.jp
迷惑メールamazonv-co-jp@lcqxggyxgs.cn

Amazon公式の定期的に送信される商品情報に関するメルマガのメールアドレスと迷惑メールを比較してみましたが、全然違いますよね。

まず、メールの「@」より前、ユーザー名を確認します。

Amazon公式は「store-news」となっており、店舗情報、商品情報などと読み取れる英語単語が使用されています。
対して、迷惑メールは「amazonv-co-jp」で、「amazon」ではなく、「amazonv」となっています。

次にメールの「@」より後、ドメインを確認します。

Amazon公式は「amazon.co.jp」となっており、Amazonの日本法人であることが分かります。
対する迷惑メールは「lcqxggyxgs.cn」となっており、確実にAmazonではないことが分かります。

また、迷惑メールの場合、省略形式の送信元が「Amazon. co. jp」となっており、文字列の間に不自然な半角スペースが入っていました。

上記のように、送信元メールアドレスだけでも簡単に見分けることが可能です。

メールの本文を確認する

実際の迷惑メールの本文を見ていきたいと思います。

まず、以下のような文面があります。

Amazonアカウントのエラーまたは不完全なプロファイルにより、システムは残念ながら高リスクのアカウントに設定されており、アカウントと対応する機能の権限が部分的にロックされています。

Amazonアカウントのロック解除にご協力ください。以下のリンクを使用して、Amazon Webサイトにアクセスし、情報を更新してください。

このような文面の場合、実際にAmazon公式にアクセスして確認するのも1つの手です。
※メールに記載されているリンクからは飛ばないよう注意して下さい。
機能がロックされているということなので、Amazon公式にアクセスして、普段使用している機能が使えないようになっているか確認してみてもよいかもしれません。

他には以下のような記載もあります。

※ 24時間経過してもこのメッセージに返信しない場合、アカウントのステータスは1週間後に放棄され、完全に削除されるように設定されます。

迷惑メールに多く見られる傾向として、登録やリンクのクリックなどを急がせるものがあります。
今回のように「24時間以内返信しない場合~」となっている場合、一旦落ち着いて内容を確認してみて下さい。

メール中にあるリンクを確認する

メール中にあるリンク(URL)を確認することでも迷惑メールかどうか判断することが出来ます。

今回のメールには、下記のボタンがあり、別のサイトにリンクされていました。
こちらのリンク先を確認してみます。

ボタンのリンク先は「https://apxjalkg79.vip/」となっています。
Amazon公式であれば、「https://www.amazon.co.jp/」から始まるURLなっています。
全てのサイトがこのようになっているかは分かりませんが、少なくとも「amazon」という文字列が入っているはずです。
このようにメール内にある別サイトへのリンクを確認することで迷惑メールか判断することが可能です。

記事は以上になります。
最近の迷惑メールの手口は巧妙になってきていますが、落ち着いて確認すれば公式とは様々な点で異なっていることが分かると思います。
一番はメールを開かないことですが、もし開いてしまった場合でも、焦って迷惑メールのリンクをクリックしないよう注意して下さい。

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