【迷惑メール】ETC利用照会サービスを装ったメールに注意!(2022/5)


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最近、ETC利用照会サービスを装った迷惑メールが増加しているようです。実際の迷惑メールの内容を確認しつつ、迷惑メールと判別する方法を説明していきたいと思います。

実際に送られたメールの内容

実際に送られてきたメールのキャプチャになります。

件名:【重要】ETCサービスの緊急連絡、情報を更新してください。メール番号:45268

迷惑メールの見分け方

メールを見つつ、迷惑メールを判別するためのポイントを確認していきましょう。

メールの送信元を確認する

まずは、メールの送信元を確認してみます。

日本語表記メールアドレス
ETC利用照会サービスETC@ETC.localdomain

日本語表記の方では「ETC利用照会サービス」となっており、問題は無さそうです。
では、メールアドレスですが、ドメインが「ETC.localdomain」となっていますね。
これは明らかにおかしいですね。
通常、それなりの企業のメールアドレス場合は末尾が「.com」や「.co.jp」となっています。
これら以外のメールアドレスの場合は少し警戒が必要かもしれません。

上記のように、送信元メールアドレスだけでも簡単に見分けることが可能です。

メールに記載されているリンク(URL)を確認する

迷惑メールには、よくリンク(URL)が付けられています。
そのURLを確認することで、公式のものか判別することが可能です。

今回のメールにも「■ご利用確認はこちら」というリンクが付けられていました。
URLを確認してみましょう。(誤ってリンク先に飛ばないよう注意して下さい)

https://lively-frost-09be.jetif247161113.workers.dev/

公式サイトのトップページのURLと比較してみます。

https://www.etc-meisai.jp/

全然違いますね(笑)
少なくとも公式からのお知らせであれば、「https://www.etc-meisai.jp/****」形式になるはずです。

このようにメール本文中にあるURLからも判断することが可能です。

メールの件名を確認する

ここでは、件名を確認してみます。

今回のメールでは、件名は以下となっています。
件名:【重要】ETCサービスの緊急連絡、情報を更新してください。メール番号:45268

件名に「メール番号:45268」とありますが、本文にもそのような記載がありました。
本文では「メール番号:96904」となっています。
同一のメールでメール番号が異なるのもおかしいですね。

このように、メール番号やIDなど情報が一意となるような値が件名や本文で異なる場合も迷惑メールの可能性が高いです。

メールの本文を確認する

迷惑メールの本文を見ていきたいと思います。

ETC利用照会サービスお客様:

        お客様のアカウントに異常検出しました。大変お手数ですが、24時間内にアカウントを登録内容を確認する必要があります。但しこの時間過ぎても確認取れない場合にはアカウントを一時停止させて頂くことがありますので、アカウントのご利用更新にご協力をお願い致します。御了承ください。

■ご利用確認はこちら

ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。

ETC利用照会サービス事務局
メール番号:96904
East Nippon Expressway Company Limited,
Metropolitan Expressway Company Limited

迷惑メールで良く見かける「〇日以内に~」がありますね。
このような相手を急がせる文面は要注意です。

また、公式サイトを確認したところ、不審メールの問い合わせが増えているという旨のお知らせがありました。そちらでも迷惑メールに関する情報が記載されているので参考になるかもしれません。

記事は以上になります。
最近の迷惑メールの手口は巧妙になってきていますが、落ち着いて確認すれば公式とは様々な点で異なっていることが分かると思います。
一番はメールを開かないことですが、もし開いてしまった場合でも、焦って迷惑メールのリンクをクリックしないよう注意して下さい。

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