VBScriptで、配列の大きさを動的に変更しつつ、値を代入する方法を解説します。
はじめに
VBScriptで使用できる通常の配列は、配列サイズ(要素数)を事前に決めておく必要があります。
しかし、配列に格納する要素数が決まっていない場合は、事前に決めておくことが出来ません。
ここでは、配列の大きさを動的に変更しつつ、値を代入する方法を説明します。
.NET Frameworkを使用した配列であれば、配列サイズを定義しておく必要はありません。
以下のような配列があるので、こちらも使ってみて下さい。
ソースコード
サンプルのソースコードです。
配列に値を代入する直前に「ReDim Preserve」で配列サイズを変更してから、値を代入しています。
Option Explicit ' 配列の宣言 Dim array() ' ループ用 Dim i, k For i = 1 To 5 ' 配列サイズの変更 ReDim Preserve array(i - 1) ' 配列に値を代入 array(i - 1) = "値:" & i Next WScript.Echo("開始") For Each k In array WScript.Echo(k) Next WScript.Echo("終了")
このサンプルを実行すると、以下のように表示されます。
配列サイズが、拡張されつつ(5になっている)、値が代入されていることが分かります。
開始 値:1 値:2 値:3 値:4 値:5 終了
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