VBScriptで、文字列から指定した範囲(3~5文字分)の文字列を取得する方法を解説します。
書式
Mid関数の書式です。
Mid(string, start, length)
引数の説明です。
引数名 | 説明 | 省略 |
---|---|---|
string | 文字列を取得する元となる文字列を指定する。 Null値を渡すと、Null値を返します。 | 不可 |
start | 文字列の取得を開始する位置を指定する。 取得元の文字列より、大きい値を指定した場合は、ブランク(“”)が返される。 | 不可 |
length | [start]から何文字取得するかを指定する。 省略した場合は、[start]以降の全ての文字列が返される。 | 可能 |
サンプル
Mid関数の使用例です。
第3引数[length]を省略して実行
下記のサンプルを実行すると、メッセージボックスで「Mid関数の使い方」と表示されます。
処理としては、Mid関数の第3引数の[length]を省略しているので、変数[str]の「10」文字目以降を全て取得するとなります。
なので、[VBScript Mid関数の使い方]の「10」文字目以降となる「Mid関数の使い方」が取得されています。
Option Explicit Dim str str = "VBScript Mid関数の使い方" MsgBox(Mid(str, 10))
第3引数[length]を省略せず実行
下記のサンプルを実行すると、メッセージボックスで「Mid関数」と表示されます。
処理としては、変数[str]の「10」文字目から「5」文字を取得するとなります。
なので、[VBScript Mid関数の使い方]の「10」文字目から「15」文字目までの「Mid関数」が取得されます。
Option Explicit Dim str str = "VBScript Mid関数の使い方" MsgBox(Mid(str, 10, 5))
関連する関数
Mid関数のように文字列を抽出する関数です。
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