【PowerShell】ファイル・フォルダを削除する方法

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PowerShellで、ファイル・フォルダを削除する方法を解説します。

パスにスペースを含まない場合

削除するファイル（フォルダ）のパスに半角・全角スペースを含まないパターンの解説です。

書式

Remove-Item -Path <削除するファイル、またはフォルダ>

サンプル

ファイルを削除するサンプルです。
このサンプルを実行すると、「C:\ws」配下の「File.txt」（ファイル）が削除されます。

Remove-Item -Path C:\ws\File.txt

フォルダを削除する場合は、削除したいフォルダを指定します。

Remove-Item -Path C:\ws\Folder

パスにスペースを含む場合

削除するファイル（フォルダ）のパスに半角・全角スペースを含むパターンの解説です。

書式

削除する対象のパスに半角（全角）スペースが含まれる場合は、パスを[“]（ダブルクォーテーション）で囲む必要があります。

Remove-Item -Path "<削除するファイル、またはフォルダ>"

サンプル

ファイルを削除するサンプルです。
このサンプルを実行すると、「C:\ws」配下の「Test File.txt」（半角スペースを含むファイル）が削除されます。

Remove-Item -Path "C:\ws\Test File.txt"

フォルダについても、パスをダブルクォーテーションで囲みます。

Remove-Item -Path "C:\ws\Test Folder"

削除フォルダにファイルが含まれる場合

フォルダを削除する際、そのフォルダ配下にファイル（フォルダ）などが含まれている場合、下記の確認メッセージが表示されます。
ここでは、メッセージを表示させずに削除する方法を説明します。

確認
C:\ws\Test Folder の項目には子があり、Recurse
パラメーターが指定されていませんでした。続行した場合、項目と共にすべての子が削除されます。続行しますか?
[Y] はい(Y)  [A] すべて続行(A)  [N] いいえ(N)  [L] すべて無視(L)  [S] 中断(S)  [?] ヘルプ (既定値は "Y"):

書式

確認メッセージを表示させずに削除するには「Recurse」オプションを使用します。

Remove-Item -Path "<削除するフォルダ>" -Recurse

サンプル

こちらのサンプルのように実行することで、削除するフォルダ配下に複数のフォルダやファイルが含まれている場合も再帰的に削除されます。

Remove-Item -Path "C:\ws\Test Folder" -Recurse