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Windowsのバッチにおける、条件分岐「If – Else」文の使い方を解説します。
If文の使い方
ここでは、If文の使い方を説明します。
書式
If文の書式です。
If 条件式 処理 If not 条件式 処理
If文では、条件式が真となる場合に処理が実行されます。
文字列を比較する場合、1行目のIf文では、文字列が一致する場合に処理が実行されます。
2行目の場合は「not」を付けているので、文字列が一致しない場合に処理が実行されます。
サンプル
文字列を比較するサンプルです。
@echo off If メロン==メロン echo 文字列は一致します。 If not りんご==メロン echo 文字列は一致しません。 pause
実行結果です。
文字列は一致します。 文字列は一致しません。 続行するには何かキーを押してください . . .
If – Else文の使い方
ここでは、If – Else文の使い方を説明します。
書式
If – Else文の書式です。
If 条件式 ( 条件が真の場合に実行する処理 ) Else ( 条件が偽の場合に実行する処理 )
サンプル
文字列を比較するサンプルです。
@echo off If レモン==レモン ( echo 文字列は一致します。 ) Else ( echo 文字列は一致しません。 ) pause
実行結果です。条件式の文字列が一致するので「文字列は一致します。」と表示されます。
文字列は一致します。 続行するには何かキーを押してください . . .
次は、文字列が一致しない場合のサンプルです。
@echo off If レモン==ぶどう ( echo 文字列は一致します。 ) Else ( echo 文字列は一致しません。 ) pause
実行結果です。条件式の文字列が異なるので「文字列は一致しません。」と表示されます。
文字列は一致しません。 続行するには何かキーを押してください . . .
条件分岐の応用まとめ
If文(条件分岐)の応用的な使い方をまとめています。
文字列の比較・数値の比較
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