【VBScript】値がNullかどうかを判定する


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VBScriptで、値がNullかどうかを判定する「IsNull」関数の使い方を解説します。

書式

IsNull関数の書式です。

IsNull(値)

値の代わりに、「式」を使用することも出来ます。

IsNull(式)

戻り値

IsNull関数の戻り値です。

戻り値は下記のように、True または False が返されます。
また、戻り値は数値として扱うことも可能で、Trueであれば「-1」、Falseであれば「0」となります。

結果数値説明
True-1引数に指定した値(式)が、Nullである
False0引数に指定した値(式)が、Nullでない

IsNull関数の戻り値は数値で扱えるので、戻り値を使って計算を行うことも可能です。

サンプル:MsgBox 10 + IsNull(Null)

サンプルを実行すると、メッセージボックスで「9」と表示されます。
これは、10 + 戻り値の「-1」= 9 となっているためです。

サンプルと実行結果

様々な値や式を渡した時に、どのような結果になるのか確認してみます。

Null値を渡す

Null値を渡した場合のサンプルと実行結果になります。

サンプル
MsgBox IsNull(Null)
実行結果
True

数値を渡す

数値を渡した場合のサンプルと実行結果になります。

サンプル
MsgBox IsNull(100)
実行結果
False

文字列を渡す

文字列を渡した場合のサンプルと実行結果になります。

サンプル
MsgBox IsNull("VBScript")
実行結果
False

Empty値を渡す

Empty値を渡した場合のサンプルと実行結果になります。

サンプル
MsgBox IsNull(var)
実行結果
False

数値+Null値を渡す

数値+Null値を渡した場合のサンプルと実行結果になります。

サンプル
MsgBox IsNull(100 + Null)
実行結果
True

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