VBScriptでは「FileSystemObject」を使用することで様々なファイル操作を行えます。
ここでは、ファイルのオープン(OpenTextFile)とファイルの書き込み(WriteLine)を解説します。
サンプル
以下がサンプルになります。実行するVBScriptと同じフォルダに「Sample.txt」を追記モードで作成します。
' ファイルシステムオブジェクトの作成
Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
' テキストファイルのオープン(追記モード)
Set file = fso.OpenTextFile(".\Sample.txt", 8, True)
' テキストファイルに書き込み
file.WriteLine("テキストファイル出力")
file.Close
Set fso = Nothing
OpenTextFileメソッド
object.OpenTextFile(filename, iomode, create, format)
| 引数 | 内容 | 省略 |
|---|---|---|
| object | FileSystemObject オブジェクトの名前を指定します。 | 不可 |
| filename | 作成するファイル名（相対パス、絶対パスのどちらでも可） | 不可 |
| iomode | 1：読み取り専用 2：書き込み専用 8：追記 | 可能 |
| create | 引数[filename]で指定したファイルが存在しない場合に新しいファイルを作成するかどうか。 既定値は「False」となります。 True：新しいファイルを作成する False：新しいファイルを作成しない | 可能 |
| format | 開くファイルの形式を指定します。 既定値は「TristateFalse」（ASCII）となります。 TristateFalse：ASCII TristateTrue：Unicode TristateUseDefault：システムのデフォルト | 可能 |
WriteLineメソッド
object.WriteLine(string)
| 引数 | 内容 | 省略 |
|---|---|---|
| object | FileSystemObject オブジェクトの名前を指定します。 | 不可 |
| string | ファイルに書き込む内容を指定します。 省略した場合は、改行文字だけがファイルに書き込まれます。 | 可能 |
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