WordPressのスパムコメントをプラグインを使用せずに対策する方法を説明します。
はじめに
WordPressを長く運用していると、スパムコメントなどが増えてきますよね。
プラグインを使用することで、簡単に対策出来ますが、使用するプラグインによっては、サイトのレスポンスが低下したりします。
今回は、プラグインを使わずに、PHPを修正することで、スパムコメントを対処する方法を説明します。
対策方法
ここでは、スパムコメントの対策方法を説明します。
まず、仕組みについてですが、スパムコメントには、ほぼほぼURLが設定されています。
このURLを使用して、コメントのURL入力欄に、URLが入力されている場合はスパムコメントして処理するようにします。
PHPを修正する前に、事前作業として、コメントのURL入力欄を非表示にします。
表示したままだと、スパムでないユーザーが、URLを入力してしまう可能性があります。
下記を参考に、URL入力欄を非表示にして下さい。
次に、PHPを修正します。
修正するPHPファイルは、テーマがCocoonであれば「functions.php」です。
「functions.php」に下記を追記して下さい。
function anti_spam_comments( array $commentdata ) {
if ( '' === $commentdata['comment_author_url'] ) {
return $commentdata;
}
header("location: " . esc_url( home_url( '/' ) ));
exit;
}
add_action( 'preprocess_comment', 'anti_spam_comments');
上記を追記することで、URLが入力されていないコメントは、通常のコメントとして扱い、
URLが入力されているコメントの場合は、スパムコメントと判定し、コメントの登録を行わずにトップページに遷移させています。
記事は以上です。すごく煩わしいスパムコメントですが、本記事を参考に対処して頂ければと思います。処理もシンプルなので、ご自身の環境に合わせて、色々改造してみて下さい。
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