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コマンドプロンプトのデフォルトの文字コードは「shift_jis」となっています。
UTF-8など別の文字コードを扱った際に文字化けしないよう文字コードを変更する方法を解説します。
書式
コマンドプロンプトの文字コードを変更するコマンドは「chcp」です。
書式は以下のようになります。
chcp [文字コード]
ちなみに文字コードを指定せずに「chcp」コマンドを実行すると現在設定されている文字コードを取得することが出来ます。
chcp 現在のコード ページ: 932
引数として渡す「文字コード」ですが、下記のように決まっています。
・shift_jis であれば、932
・utf-8 であれば、65001
なので、shift_jis に変更する場合は、以下のコマンドを実行します。
chcp 932
utf-8 であれば、下記のようになります。
chcp 65001
次項でよく使う文字コードをまとめています。
よく使う文字コード
よく使う文字コードをまとめてみました。
| 識別子 | .NET名 | 追加情報 | 文字コード変更コマンド |
|---|---|---|---|
| 932 | shift_jis | ANSI/OEM日本語; 日本語（Shift-JIS） | chcp 932 |
| 1200 | utf-16 | Unicode UTF-16、リトルエンディアンバイトオーダー（ISO 10646のBMP）; 管理対象アプリケーションでのみ使用可能 | chcp 1200 |
| 10001 | x-mac-日本語 | 日本語（Mac） | chcp 10001 |
| 20127 | us-ascii | US-ASCII（7ビット） | chcp 20127 |
| 20932 | EUC-JP | 日本語（JIS 0208-1990および0212-1990） | chcp 20932 |
| 51932 | euc-jp | EUC日本語 | chcp 51932 |
| 65000 | utf-7 | Unicode（UTF-7） | chcp 65000 |
| 65001 | utf-8 | Unicode（UTF-8） | chcp 65001 |
これら以外の文字コードについては下記のMicrosoftのサイトに記載されています。
記事は以上です。
コマンドプロンプトの使用時に文字化けした場合は、文字コードを変更して試してみて下さい。
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