VBScriptでは「FileSystemObject」を使用することで様々なファイル操作を行えます。
ここでは、フォルダの作成(CreateFolder)を解説します。
サンプル1
単純なフォルダの作成処理です。
作成するフォルダが既に存在する場合は、画像のようなエラーが出力されます。
このような場合は事前にフォルダが存在するかをチェックして、
存在しない場合のみに作成するようにしましょう。処理は「サンプル2」に記載しています。
' フォルダのパス folder = "C:\workspace\VBScript\Folder" ' ファイルシステムオブジェクトの作成 Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") ' フォルダの作成 fso.CreateFolder(folder)
サンプル2
フォルダの作成時に既に存在する場合に発生するエラーを回避するため、
事前に作成するフォルダが存在するかをチェックしています。
' フォルダのパス folder = "C:\workspace\VBScript\Folder" ' ファイルシステムオブジェクトの作成 Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") ' フォルダが存在しない場合のみ処理を実行する If Not (fso.FolderExists(folder)) Then ' フォルダの作成 fso.CreateFolder(folder) End If
ポイントは「If Not~」の行となります。
まず「fso.FolderExists(folder)」で、フォルダの存在チェックを行っており、
これはフォルダが存在する場合に「True」を返しますが、
「If Not」を使用しているため、「True」の否定(逆)「False」の場合のみ、
If文に記述されている処理が実行されます。
If Not/フォルダの存在チェックについては別の記事で解説しており、
本記事の最後にある関連記事にリンクを付けているので、参考にしてみて下さい。
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