PowerShellで、ループ処理の途中で(後続処理をスキップして)次のループに進む「continue」の使い方を解説します。
continueの使い方
ここでは、continueの使用方法について説明します。
使用方法は簡単で、ループ処理内に「continue」と記述するだけですが、
単にcontinueと記述すると、continue以降の処理が実行されなくなります。
なので、基本的には、if文などの条件分岐と組み合わせて使用します。
では、実際のソースコードを見てみましょう。
下記では、5回のループを行いますが、3回目にcontinueで、後続処理をスキップするサンプルです。
for ($i=1; $i -le 5; $i++){ Write-Host "ループ回数:$i" Write-Host "処理[A]" if ($i -eq 3){ continue } Write-Host "処理[B]" }
サンプルの実行結果です。
「ループ回数:3」と表示された時だけ、処理[B]が表示されず、continueが正しく機能していることが分かります。
PS C:\workspace\PowerShell> .\test.ps1 ループ回数:1 処理[A] 処理[B] ループ回数:2 処理[A] 処理[B] ループ回数:3 処理[A] ループ回数:4 処理[A] 処理[B] ループ回数:5 処理[A] 処理[B]
continueを使用出来るループ制御文
ループ制御文には様々なものがあります。
以下は、continueを使用することが出来るループ制御文の一覧です。
PowerShellで使えるループ・繰り返し関連処理
PowerShellで使用出来るループ関連処理の解説記事になります。
【PowerShell】ループ・繰り返し処理[for]文の使い方
PowerShellにおけるループ・繰り返し処理を行う「for」文の使い方を解説します。
【PowerShell】ループを途中で抜ける[break]の使い方
PowerShellで、ループ処理を途中で終了させる「break」の使い方を解説します。
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