PowerShellで、Internet Explorer ブラウザを起動しつつ、指定したURLのページを開く方法を解説します(Windows10・11環境動作確認済み)
はじめに・動作確認環境
Internet Explorerのサポート終了に伴い、Windows10や11では、簡単に起動出来なくなりました。
今回は、PowerShellを使用し、Internet Explorerを起動しつつ、指定したURLのページを開く方法を説明します。
このスクリプトの動作確認は、下記の環境で実施しました。
- Windows 10 Pro(21H2)
- Windows 11 Pro(21H2)
ソースコード
Internet Explorerを起動するソースコードです。
# Internet Explorerで開くURL
Set-Variable -Name URL -Value "https://www.yahoo.co.jp/" -Option Constant
# Internet Explorerオブジェクトの作成
$IE = New-Object -ComObject InternetExplorer.Application
# Internet Explorerを表示
$IE.Visible = $true
# 指定したURLのページを開く
$IE.Navigate($URL)
2行目に記述している定数「URL」に、Internet Explorerで開きたいページのURLを設定します。
サンプルでは、ヤフーのトップページのURLを設定しています。
実行結果
以下は、サンプルのソースコードを、Windows11環境にて実行した結果です。
Yahoo! JAPANのトップページが開かれましたが、
他のブラウザを使用して下さいという旨の内容が表示されています。
バージョン情報も確認してみました。
OSは、Windows11ですが、Internet Explorerが起動されていることが分かります。
その他のブラウザを起動する方法[VBScript]
PowerShellではないですが、Chromeなどのブラウザを起動する方法です。
【VBScript】Internet Explorerを起動し、指定したページを開く方法
VBScriptで、Internet Explorer ブラウザを起動しつつ、指定したURLのページを開く方法を解説します(Windows10・11環境動作確認済み)
【VBScript】Microsoft Edgeを起動し、指定したページを開く方法
VBScriptで、Microsoft Edge ブラウザを起動しつつ、指定したURLのページを開く方法を解説します。
【VBScript】Google ChromeやFirefoxを起動し、指定したページを開く方法
VBScriptで、Google ChromeやFirefoxなどのブラウザを起動しつつ、指定したURLのページを開く方法を解説します。
スクリプトが実行できない場合
PowerShellスクリプトが実行出来ない場合は、以下を参考にしてみて下さい。
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