【Windowsバッチファイル(.bat)】配列の作り方(使い方)


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Windowsのバッチで、配列を作成する方法(使用する方法)を解説します。

はじめに

Windowsのバッチファイルでは、VBScriptで使えるような配列はありません。
ここでは、変数名を工夫することで配列のようなものを作成する方法を説明します。
ここで説明する2つの方法ですが、違いは配列に設定した値の取得方法だけなので、使いやすい方を使って頂ければと思います。

配列の作り方1

ここでは、for文とcallコマンドを使った配列の作り方を説明します。

以下のような、単一の変数「array」ですが、
値を設定する時は、括弧や添え字を変数名に含めています。
また、値を取り出す時は、添え字だけを可変にすることで配列のように扱っています。

@echo off

set array[0]=メロン
set array[1]=りんご
set array[2]=ぶどう

for /l %%i in (0,1,2) do (
	call echo %%array[%%i]%%
)

pause

以下は、実行結果です。

メロン
りんご
ぶどう
続行するには何かキーを押してください . . .

配列の作り方2

ここでは、for文と遅延環境変数の展開を使った配列の作り方を説明します。

以下のような、単一の変数「array」ですが、
値を設定する時は、括弧や添え字を変数名に含めています。
また、値を取り出す時は、添え字だけを可変にすることで配列のように扱っています。

@echo off

set array[0]=メロン
set array[1]=りんご
set array[2]=ぶどう

setlocal enabledelayedexpansion
for /l %%i in (0,1,2) do (
	echo !array[%%i]!
)

pause

以下は、実行結果です。

メロン
りんご
ぶどう
続行するには何かキーを押してください . . .

要素数の取得

配列の要素数を取得する方法です。

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