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Windowsのバッチファイルで、指定したフォルダ配下にあるファイルのMD5ハッシュ値を取得する方法を解説します。
ソースコード
まずは、ソースコードから見ていきたいと思います。
@echo off rem 対象ディレクトリパス set target_path="ここにパスを記述する" for /f %%i in ('dir /a-d /b /s %target_path%') do ( rem MD5ハッシュ値の取得 certutil -hashfile %%i MD5 ) pause
上記の処理にあるMD5ハッシュ値を取得するコマンド「certutil」については、以下をご覧ください。
使用例
下記のようなファイルのハッシュ値を取得してみました。
C:\workspace\Data\file1.log C:\workspace\Data\file1.txt C:\workspace\Data\file2.log C:\workspace\Data\file2.txt C:\workspace\Data\file3.log C:\workspace\Data\file3.txt C:\workspace\Data\dir1\file1-1.log C:\workspace\Data\dir1\file1-2.log C:\workspace\Data\dir1\file1-3.log
バッチの実行結果です。
MD5 ハッシュ (対象 C:\workspace\Data\file1.log): 0cc175b9c0f1b6a831c399e269772661 CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。 MD5 ハッシュ (対象 C:\workspace\Data\file1.txt): 92eb5ffee6ae2fec3ad71c777531578f CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。 MD5 ハッシュ (対象 C:\workspace\Data\file2.log): 8277e0910d750195b448797616e091ad CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。 MD5 ハッシュ (対象 C:\workspace\Data\file2.txt): 8277e0910d750195b448797616e091ad CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。 MD5 ハッシュ (対象 C:\workspace\Data\file3.log): 8277e0910d750195b448797616e091ad CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。 MD5 ハッシュ (対象 C:\workspace\Data\file3.txt): 8fa14cdd754f91cc6554c9e71929cce7 CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。 MD5 ハッシュ (対象 C:\workspace\Data\dir1\file1-1.log): 8fa14cdd754f91cc6554c9e71929cce7 CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。 MD5 ハッシュ (対象 C:\workspace\Data\dir1\file1-2.log): 8fa14cdd754f91cc6554c9e71929cce7 CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。 MD5 ハッシュ (対象 C:\workspace\Data\dir1\file1-3.log): 8fa14cdd754f91cc6554c9e71929cce7 CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。 続行するには何かキーを押してください . . .
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