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コマンドプロンプトでcurlコマンドの実行時に「証明書の失効を確認できません」と出力される問題の対処方法について解説します。
エラーの内容
まずはエラーの内容について見ていきましょう。
以下のように、コマンドプロンプトでcurlコマンドを実行すると、証明書に関するエラーが出力されます。
C:\Temp>curl URL % Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current Dload Upload Total Spent Left Speed 0 0 0 0 0 0 0 0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 0 curl: (35) schannel: next InitializeSecurityContext failed: CRYPT_E_NO_REVOCATION_CHECK (0x80092012) - 失効の関数は証明 書の失効を確認できませんでした。
このエラーは、curlがSSL/TLS証明書の失効確認に失敗した際に発生するものです。
次項の方法で解決を試みることができます。
対処方法
今回の問題の対処方法として、証明書の失効確認を無効化する方法があります。
この方法は簡単で、curlコマンドのオプションとして「–ssl-no-revoke」と追加するだけです。
以下は追加して実行した例です。
C:\Temp>curl --ssl-no-revoke URL % Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current Dload Upload Total Spent Left Speed 100 1234k 0 1234k 0 0 1234k 0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 1234k
記事は以上となります。
curlコマンドの証明書に関する問題はオプションを付与するだけで簡単に解決する場合があるので試してみて下さい。
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