【コマンドプロンプト】クリップボードの読み込みと書き出し


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Windowsのコマンドプロンプトで、クリップボードに格納されている情報の取得とクリップボードへの情報の書き込みを行う方法を解説します。

クリップボードから情報を取得

クリップボードに格納されている文字列情報を取得するコマンドになります。

予め、「サンプルの文字列」というテキストをコピーした状態で、コマンドを実行します。

c:\workspace>powershell -command "get-clipboard"
サンプルの文字列

上記のように「powershell -command “get-clipboard”」を実行することで、クリップボードに格納された情報がプロンプトに表示されます。

クリップボードへ情報の登録①

文字列情報をクリップボードに格納するコマンドになります。

クリップボードに格納する文字列を出力するコマンドと「clip」コマンドをパイプで繋げることで、文字列をクリップボードに登録することが可能です。

この方法は、clipコマンドをパイプで繋げるだけなので簡単ですが、下記の欠点があります。

  • 末尾に改行が含まれる
  • 記号を含む文字列を格納するのが難しい

下記を実行することで、「サンプルの文字列」が、クリップボードに格納されます。

c:\workspace>echo サンプルの文字列 | clip

クリップボードへ情報の登録②

clipコマンドだけを使用する場合の欠点を無くしたコマンドになります。

setコマンドを使用することで、末尾の改行を含めずにクリップボードに格納することが可能です。
さらに、記号なども扱いやすくなります。

c:\workspace>set /p cmdtmp="サンプルの文字列" < nul | clip

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