【Visual Studio 2022】DataGridViewの使い方


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C#

Excelのような見た目であるDataGridViewの基本的な使い方を解説します。

DataGridViewの配置

まずは、ツールボックスからDataGridViewを選択して配置します。
(ツールボックスの検索欄に「data」と入力すれば、DataGridViewが候補に表示されます。)
配置した時点では、行や列が表示されないので、次項で追加していきます。

DataGridViewの編集

まず、DataGridViewの編集画面を開きます。
DataGridViewを選択すると表示される「>」ボタンをクリックします。
「DataGridViewタスク」という画面が表示されるので、「列の編集」をクリックします。

以下のような画面が表示されるので、ここで列の追加や設定を行うことが出来ます。

列の追加(GUI操作)

ここでは、フォーム画面上で列の追加とテキストを表示させる方法を説明します。

まず、画面左下の「追加」ボタンをクリックします。

列の設定を行う画面が表示されます。
ヘッダーテキストが列に表示されるテキストで、デフォルトでは「Column1」となっています。
ここでは「列1」と設定してみます。
設定後は「追加」ボタンをクリックします。

続いて、2つ目の列を設定する画面が表示されますが、
ここでは「閉じる」ボタンをクリックします。
そのまま「OK」ボタンをクリックして、列の編集画面を閉じます。

デバッグを行い、以下のような画面が表示されれば、
DataGridViewに列が正しく追加されています。
(以下は列を3つ作成した例です。)

列の追加(ソースコード)

ここでは、コードを記述して列の追加とテキストを表示させる方法を説明します。

「Form1.cs」に以下を記述します。

namespace WinFormsApp1
{
    public partial class Form1 : Form
    {
        public Form1()
        {
            InitializeComponent();
        }

        private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
        {
            // 列(カラム)数の設定
            dataGridView1.ColumnCount = 3;
            
            // ヘッダーテキストの設定
            dataGridView1.Columns[0].HeaderText = "列1";
            dataGridView1.Columns[1].HeaderText = "列2";
            dataGridView1.Columns[2].HeaderText = "列3";
        }
    }
}

デバッグを行い、以下のような画面が表示されれば、
DataGridViewに列が正しく追加されています。

行の追加(値なし)

ここでは、コードを記述して行を追加させる方法を説明します。

GUI上で行を追加したい場合は、適当なデータを入力することで、次の行が自動的に作成されます。

「Form1.cs」に以下を記述します。
21行目の「dataGridView1.Rows.Add(3);」が、行を追加している処理です。
引数の「3」は、追加する行数を指定しています。

namespace WinFormsApp1
{
    public partial class Form1 : Form
    {
        public Form1()
        {
            InitializeComponent();
        }

        private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
        {
            // 列(カラム)数の設定
            dataGridView1.ColumnCount = 3;
            
            // ヘッダーテキストの設定
            dataGridView1.Columns[0].HeaderText = "列1";
            dataGridView1.Columns[1].HeaderText = "列2";
            dataGridView1.Columns[2].HeaderText = "列3";

            // 行の追加
            dataGridView1.Rows.Add(3);
        }
    }
}

以下は、実行イメージです。

行の追加(値あり)

ここでは、行を追加しつつ、値を設定する方法を説明します。

「Form1.cs」に以下を記述します。
21~23行目の処理が行追加+値を設定している処理です。

namespace WinFormsApp1
{
    public partial class Form1 : Form
    {
        public Form1()
        {
            InitializeComponent();
        }

        private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
        {
            // 列(カラム)数の設定
            dataGridView1.ColumnCount = 3;
            
            // ヘッダーテキストの設定
            dataGridView1.Columns[0].HeaderText = "列A";
            dataGridView1.Columns[1].HeaderText = "列B";
            dataGridView1.Columns[2].HeaderText = "列C";

            // 行の追加
            dataGridView1.Rows.Add("値A1", "値B1", "値C1");
            dataGridView1.Rows.Add("値A2", "値B2", "値C2");
            dataGridView1.Rows.Add("値A3", "値B3", "値C3");
        }
    }
}

以下は、実行イメージです。

応用

ここでは、DataGridViewの応用的な使い方をまとめています。

CSVを読み込んでDataGridViewに登録する

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