VirtualBoxのゲストOSをコマンドラインから起動と停止を行う方法です。
はじめに
コマンドラインで操作する際、「VBoxManage.exe」を使用しますが、環境変数を設定していない場合は、「VBoxManage.exe」があるフォルダにカレントディレクトリを変更する必要があります。
以下のコマンドでカレントディレクトリを変更します。
cd "C:\Program Files\Oracle\VirtualBox"
ゲストOSの一覧表示
ゲストOSの一覧を表示します。
C:\Program Files\Oracle\VirtualBox>VBoxManage list vms "CentOS7_01" {7ad7f1cc-f7e3-4a32-9885-c492d0bace76} "AlmaLinux_01" {de79a981-8721-4cd0-96ca-422e63b37815}
ゲストOSの起動
ゲストOSを起動します。(ゲストOSは例として「AlmaLinux_01」を使用します)
通常起動(GUIコンソール有り)
C:\Program Files\Oracle\VirtualBox>VBoxManage startvm "AlmaLinux_01"
ヘッドレス起動(GUIコンソール無し)
C:\Program Files\Oracle\VirtualBox>VBoxManage startvm "AlmaLinux_01" --type headless
ゲストOSの停止
ゲストOSを停止します。(ゲストOSは例として「AlmaLinux_01」を使用します)
電源OFF
C:\Program Files\Oracle\VirtualBox>VBoxManage controlvm "AlmaLinux_01" poweroff
ACPI シャットダウン
C:\Program Files\Oracle\VirtualBox>VBoxManage controlvm "AlmaLinux_01" acpipowerbutton
稼働状態確認
稼働中のゲストOSを一覧表示します。
C:\Program Files\Oracle\VirtualBox>VBoxManage list runningvms
おわりに
以上が、VirtualBoxのゲストOSの停止と起動を行うコマンドです。
これを利用することで、ホストOSの起動時にゲストOSも起動するなど色々出来るようになりますね。
以上で、VirtualBox コマンドラインからゲストOSの起動と停止を終わります。
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