VBScriptで、実行時に渡された引数の個数を取得する方法を解説します。
書式
引数の数は、下記のように記述することで取得することが可能です。
WScript.Arguments.Count
サンプル
サンプルのソースコードです。
Option Explicit
Dim argsCount
argsCount = WScript.Arguments.Count
If(argsCount = 0)Then
WScript.Echo "引数が設定されていません。"
ElseIf(argsCount > 3)Then
WScript.Echo "引数が多すぎます。"
ElseIf(argsCount < 3)Then
WScript.Echo "引数が足りません。"
Else
WScript.Echo "引数の数:" & argsCount & vbCrLf _
& "第1引数:" & WScript.Arguments(0) & vbCrLf _
& "第2引数:" & WScript.Arguments(1) & vbCrLf _
& "第3引数:" & WScript.Arguments(2)
End If
リンク
実行例
渡す引数の個数を変えながら実行した結果になります。
1つの引数で実行
引数を1つだけ渡して実行する例です。
渡す引数が不足しているので、「引数が足りません。」と表示されます。
C:\workspace\VBScript>cscript //nologo ArgsCount.vbs 引数① 引数が足りません。
3つの引数で実行
引数を3つ渡して実行する例です。
プログラムが要求している引数と一致するので、引数の情報が表示されます。
C:\workspace\VBScript>cscript //nologo ArgsCount.vbs 引数① 引数② 引数③ 引数の数:3 第1引数:引数① 第2引数:引数② 第3引数:引数③
4つの引数で実行
引数を4つ渡して実行する例です。
渡す引数が多いので、「引数が多すぎます。」と表示されます。
C:\workspace\VBScript>cscript //nologo ArgsCount.vbs 引数① 引数② 引数③ 引数④ 引数が多すぎます。
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