VBScriptで、Google ChromeやFirefoxなどのブラウザを起動しつつ、指定したURLのページを開く方法を解説します。
Google Chrome
Google Chromeで、指定したURLのページを開く方法を解説します。
サンプル
下記のサンプルを実行することで、Google Chromeが起動され、Yahooのトップページが開かれます。
上手く動かない場合は、後述する「Tips」を見てみて下さい。
Option Explicit
' 使用するブラウザ
Const BROWSER = "chrome"
' ブラウザで開くURL
Const URL = "https://www.yahoo.co.jp/"
' 区切り文字
Const DELIMS = " "
' WshShellオブジェクトの作成
Dim objWshShell
Set objWshShell = CreateObject("WScript.Shell")
' アプリケーションの起動
objWshShell.run BROWSER & DELIMS & URL
' WshShellオブジェクトの破棄
Set objWshShell = Nothing
Tips
ここでは、サンプルを拡張する方法や動かない場合の対処例を説明します。
複数のURLを設定する方法
アプリケーションの起動処理の部分に半角スペースと開きたいURLを追記することで、複数のURLを一気に開くことが可能です。
サンプルを修正する場合は以下のように記述して下さい。
開きたいページが多い場合は、開きたいURLの配列を作成して、その配列を元にループ処理しても良いかもしれません。
URL1 = "開きたいURL1" URL2 = "開きたいURL2" objWshShell.run BROWSER & DELIMS & URL1 & DELIMS & URL2
Google Chromeが開けない場合
サンプルでは、使用するブラウザに「chrome」を設定していますが、動かない場合は以下に書き換えてみてください。
Const BROWSER = """C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe"""
Firefox
Firefoxで、指定したURLのページを開く方法を解説します。
サンプル
下記のサンプルを実行することで、Firefoxが起動され、Yahooのトップページが開かれます。
上手く動かない場合は、後述する「Tips」を見てみて下さい。
Option Explicit
' 使用するブラウザ
Const BROWSER = "firefox"
' ブラウザで開くURL
Const URL = "https://www.yahoo.co.jp/"
' 区切り文字
Const DELIMS = " "
' WshShellオブジェクトの作成
Dim objWshShell
Set objWshShell = CreateObject("WScript.Shell")
' アプリケーションの起動
objWshShell.run BROWSER & DELIMS & URL
' WshShellオブジェクトの破棄
Set objWshShell = Nothing
Tips
ここでは、サンプルを拡張する方法や動かない場合の対処例を説明します。
複数のURLを設定する方法
アプリケーションの起動処理の部分に半角スペースと開きたいURLを追記することで、複数のURLを一気に開くことが可能です。
サンプルを修正する場合は以下のように記述して下さい。
開きたいページが多い場合は、開きたいURLの配列を作成して、その配列を元にループ処理しても良いかもしれません。
URL1 = "開きたいURL1" URL2 = "開きたいURL2" objWshShell.run BROWSER & DELIMS & URL1 & DELIMS & URL2
Firefoxが開けない場合
サンプルでは、使用するブラウザに「firefox」を設定していますが、動かない場合は以下に書き換えてみてください。
Const BROWSER = """C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe"""
コメント