以前、VBScriptにおける、通常の配列とFor Each文を組み合わせる方法を解説しました。
今回は、ArrayListを使った配列と組み合わせる方法を解説します。
構文
ArrayList配列とFor Each文を組み合わせる際の構文です。
Dim 配列から取得した値を格納する変数 For Each 配列から取得した値を格納する変数 In ArrayList配列 MsgBox(配列から取得した値を格納する変数) Next
ArrayListや通常の配列とFor Each文を組み合わせる方法は以下の記事をご覧下さい。
サンプル
「For Each」文を使用して、ループ処理を行うサンプルになります。
実行すると、配列に格納した値が順番に取り出されて、メッセージボックスに渡されるため、「みかん」→「りんご」→「ぶどう」と表示されます。
Option Explicit ' ArrayListオブジェクトの作成 Dim array Set array = CreateObject("System.Collections.ArrayList") ' 要素の追加 array.Add("みかん") array.Add("りんご") array.Add("ぶどう") ' ループ処理 Dim item For Each item In array ' 配列から取得した値を表示 MsgBox(item) Next ' ArrayListオブジェクトの破棄 Set array = Nothing
記事は以上です。ArrayList配列は、VBScriptで用意されている配列より便利なので、是非使ってみて下さい。
リンク
コメント