VBScriptで、文字列の前後にある半角・全角スペースを削除する「Trim」(LTrim, RTrim)関数の使い方について解説します。
はじめに
Trim, LTrim, RTrim の違いを説明します。
関数 | 説明 |
---|---|
Trim | 文字列の先頭、末尾の両方の半角・全角スペースを削除 |
LTrim | 文字列の先頭(文字列の左)の半角・全角スペースを削除 |
RTrim | 文字列の末尾(文字列の右)の半角・全角スペースを削除 |
書式
Trim, LTrim, RTrim のいずれの関数も同じ書式となっています。
Trim(任意の文字列) LTrim(任意の文字列) RTrim(任意の文字列)
サンプル
各関数のサンプルです。
半角・全角スペースは分かりにくいので、以下のように黄色くしています。
半角スペース: 全角スペース:
Trim関数
このサンプルでは、前後に半角スペース4つ、間に半角スペース2つを記述しています。
Option Explicit Dim str str = Trim(" 大阪 太郎 ") MsgBox(str)
実行結果です。前後の半角スペースが全て削除されました。
大阪 太郎
サンプルの半角スペースを全て全角スペースに変えてみました。
Option Explicit Dim str str = Trim(" 大阪 太郎 ") MsgBox(str)
全角スペースでの実行結果です。こちらも前後のスペースが削除され、間のスペースのみ残っています。
大阪 太郎
半角と全角のスペースが混在しているパターンです。
Option Explicit Dim str str = Trim(" 大阪 太郎 ") MsgBox(str)
半角と全角のスペースが混在している場合も動きは変わらず、前後のスペースが削除されます。
大阪 太郎
リンク
LTrim関数
このサンプルでは、前後に半角スペース4つ、間に半角スペース2つを記述しています。
Option Explicit Dim str str = LTrim(" 大阪 太郎 ") MsgBox(str)
実行結果です。文字列の先頭(文字列の左側)の半角スペースが全て削除されました。
全角スペースの場合も同じ動きになります。
大阪 太郎
リンク
RTrim関数
このサンプルでは、前後に半角スペース4つ、間に半角スペース2つを記述しています。
Option Explicit Dim str str = LTrim(" 大阪 太郎 ") MsgBox(str)
実行結果です。文字列の末尾(文字列の右側)の半角スペースが全て削除されました。
全角スペースの場合も同じ動きになります。
大阪 太郎
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