VBScriptで、指定した数の半角スペースを返す「Space」関数の使い方を解説します。
書式
Space関数の書式です。
Space(半角スペースの数)
引数で指定した「半角スペースの数」分の半角スペースが文字列として返されます。
使用例
ここでは、Space関数の使用例について説明します。
Option Explicit
Dim str
' 半角スペースを5個生成
str = Space(5)
' 確認
MsgBox("【" & str & "】" & vbCrLf & "半角スペースの数:" & Len(str))
上記のサンプルでは、6行目で変数[str]に半角スペースを5文字分格納しています。
9行目で、変数[str]に格納された半角スペースと、Len関数を使用して文字数を確認しています。
このスクリプトの実行結果は、以下のようになります。
【 】 半角スペースの数:5
活用例
Space関数を単体で使用しても、半角スペースだけの文字列を作成するだけなので、あまり使い道は無さそうですが、他の関数と組み合わせることで、様々な処理を行えるようになります。
ここでは、簡単に活用例をご紹介します。
Space関数と良く組み合わせられる関数として「Replace」関数が挙げられます。
例えば、ある文字を連続して取得する際に使用されます。
以下のように半角スペースを別の文字(例では★マーク)に置き換えることで、連続した★マークを取得することが出来ます。
Option Explicit
Dim str
str = Space(5)
' 確認
MsgBox(Replace(str, " ", "★"))
上記の実行結果です。★マークが5つ作成されたことが分かります。
ここでは、例として、★マークを使用していますが、*マークを使用することで、クレジットカードの番号や携帯電話の番号をマスクしたりするのに使えますね。
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記事は以上です。Space関数は、他にも様々な使い道があるので、思いつき次第、追記していきたいと思います。
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