以前、TeraTermでの自動ログインマクロを作成したので、今回は文字と背景色も変更出来るように機能を拡張しました。
設定ファイルを個別に用意する方法は良く見つかるので、ここではマクロ内に設定を埋め込み、1ファイルに纏める方法をご紹介します。
ソースコード
以下のソースコードをテキストエディタに貼り付けて保存します。
*拡張子は「.ttl」として下さい。
下記の項目については環境に合わせて修正して下さい。
・HOST:接続先サーバのIPアドレスを指定
・USER:接続先サーバにログインするユーザ名を指定
・PASS:[USER]に対応するパスワードを指定
・COLOR:文字と背景の色をRGBで指定(例では黒板のような色合いになっています。)
・DEFAULT_INI:TeraTermをインストールした際に自動で作成される設定ファイルのフルパスを指定
; 接続先 HOST = '***.***.***.***' ; ログインユーザ USER = '****' ; ログインパスワード PASS = '****' ; 色設定(文字のRGB,背景のRGB) COLOR='216,216,216,0,64,64' ; TeraTermの設定ファイル DEFAULT_INI = 'C:\Program Files (x86)\teraterm\TERATERM.INI' ; マクロファイル名.iniの作成 strlen param1 exlength = result - 3 strremove param1 exlength 4 getdir TEMP_INI strconcat TEMP_INI '\' strconcat TEMP_INI param1 strconcat TEMP_INI '.ini' fileopen buf DEFAULT_INI 0 1 fileopen tmp TEMP_INI 0 :freadloop filereadln buf line if result then goto breakloop endif strsplit line '=' 9 ; 文字色・背景色変更 strcompare groupmatchstr1 "VTColor" if result = 0 then config = 'VTColor=' strconcat config COLOR filewriteln tmp config endif if result != 0 then filewriteln tmp line endif goto freadloop :breakloop fileclose buf fileclose tmp ; 接続処理 cmd = HOST strconcat cmd ' /ssh /2 /auth=PASS /user=' strconcat cmd USER strconcat cmd ' /passwd=' strconcat cmd PASS strconcat cmd ' /F=' strconcat cmd TEMP_INI connect cmd ; 一時的に作成した設定ファイルの削除 filedelete TEMP_INI
リンク
実行イメージ
実際にマクロを実行したキャプチャです。
これで複数台のサーバに接続する際、誤操作を防ぎやすくなりますね。
更に1ファイルなので、複数のメンバーに展開する際など運用もしやすくなると思います。
以上で、記事を終わりたいと思います。
コメント
me funciono bastante…..