PowerShellのバージョンを確認する方法を解説します。
まず、スタートメニューから、[Windows PowerShell] フォルダにある [Windows PowerShell] を起動します。
PowerShellのコンソールが表示されるので、コンソールに「$PSVersionTable」と入力します。
実行結果の「PSVersion」(黄色字)が、PowerShellのバージョンとなります。
PS C:\Users\ansible> $PSVersionTable Name Value ---- ----- PSVersion 5.1.19041.1682 PSEdition Desktop PSCompatibleVersions {1.0, 2.0, 3.0, 4.0...} BuildVersion 10.0.19041.1682 CLRVersion 4.0.30319.42000 WSManStackVersion 3.0 PSRemotingProtocolVersion 2.3 SerializationVersion 1.1.0.1
その他、「$PSVersionTable.PSVersion」と実行することで、バージョンの詳細情報も取得可能です。
PS C:\Users\ansible> $PSVersionTable.PSVersion Major Minor Build Revision ----- ----- ----- -------- 5 1 19041 1682
詳細情報の各項目の概要です。
項目名 | 概要 |
---|---|
Major | メジャーバージョン |
Minor | マイナーバージョン |
Build | ビルド番号 |
Revision | リビジョン |
記事は以上です。PowerShellのバージョンを確認する方法を解説しました。
PowerShellも頻度は高くないですがアップデートされており、バージョンによって使用出来る機能や構文が異なるものがあります。そのような場合の調査時に自身が使用しているバージョンを確認することは必須になると思いますので、本記事を参考にバージョンを把握しておくと、トラブル時の解決の糸口になるかもしれません。
余談ですが、本記事の執筆時点(2022/6/16)では、PowerShellの最新バージョンは下記になっているようです。Windows10の最新のパッチを適用しているものでも、5系なので、7系はWindows11や独自にインストールする必要があるのかもしれません。
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