関数を入力したセルに設定されている背景色の色情報(RGB値)を取得する関数です。
機能説明
概要にも記載していますが、本関数の機能について説明します。
本関数名は「GetColorInfo」となります。
セルに引数無しで「GetColorInfo()」と入力することで、セルに設定されている背景色をRGB形式で表示します。
ちなみにこの関数を作成した背景ですが、ある資料を修正する際、基本的な色以外の色を使用しており、その色を使うために毎回パレットを使用して確認していました。
それが、面倒だったので、関数で確認出来るようにしたかったので作成しました。
使用方法
ここでは、実際に使い方を見てみたいと思います。
画像のように、セルに背景色を設定し、関数「GetColorInfo()」を入力してみます。
RGB値が「R,G,B」の形式で表示されています。
RGB値が正しいか、パレットで確認してみます。
ここでは、オレンジ色を例としています。
オレンジ色セルの関数の結果は「255,192,0」となっています。
パレットでは、赤「255」、緑「192」、青「0」となっており、関数の結果が正しいことが確認出来ました。
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ソースコード
本関数のソースコードです。
このソースコードを標準モジュールに記述することで、この関数を使用することが出来ます。
Option Explicit
' セルの色情報取得
Public Function GetColorInfo() As String
' セルのアドレス取得
Dim address As String
address = Application.ThisCell.address
' 色情報取得
Dim color As Long
color = Range(address).Interior.color
' R値取得
Dim r As Integer
r = color Mod 256
' G値取得
Dim g As Integer
g = Int(color / 256) Mod 256
' B値取得
Dim b As Integer
b = Int(color / 256 / 256)
GetColorInfo = r & "," & g & "," & b
End Function
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