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Windowsのバッチで、特定の文字列から、指定した範囲の文字列を切り出す方法を解説しています。
文字列切り出し例まとめ
文字列の切り出し例をまとめました。
ここでは、「123456789」という文字列が設定された変数「str」から切り出す例です。
書式 | 説明 | 記述例 | 取得できる文字列 |
---|---|---|---|
%str% | 変数[str]に設定された文字列 | %str% | 123456789 |
%str:~x% | x文字目の次の文字から末尾までの文字列 | %str:~5% | 6789 |
%str:~x,y% | x文字目の次の文字からy文字分の文字列 | %str:~4,2% | 56 |
%str:~x,-y% | x文字目の次の文字から始まり、 末尾からy文字分を削除した文字列 | %str:~4,-2% | 567 |
%str:~-x% | 末尾からx文字分の文字列 | %str:~-5% | 56789 |
%str:~-x,y% | 末尾からx文字目より始まり、y文字分の文字列 | %str:~-5,2% | 56 |
%str:~-x,-y% | 末尾からx文字目より始まり、 末尾からy文字分を削除した文字列 | %str:~-5,-2% | 567 |
サンプルのバッチと実行例です。
@echo off
set str=123456789
echo 【1】%str%
echo 【2】%str:~5%
echo 【3】%str:~4,2%
echo 【4】%str:~4,-2%
echo 【5】%str:~-5%
echo 【6】%str:~-5,2%
echo 【7】%str:~-5,-2%
pause
【1】123456789 【2】6789 【3】56 【4】567 【5】56789 【6】56 【7】567 続行するには何かキーを押してください . . .
応用例
基本的な切り出し方を組み合わせて、使用頻度が高そうな切り出し方を記載しています。
前後1文字ずつを切り出す
@echo off
set str=123456789
echo %str:~0,1%%str:~-1%
pause
19 続行するには何かキーを押してください . . .
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