Windows10にVirtualBoxでAlmaLinux8.4環境を構築する手順


この記事はプロモーションを含みます。

AlmaLinux

CentOS周りの状況が色々変わってきているので、後継となるAlmaLinuxを構築してみようと思います。

環境

  • ホストマシン
    • Windows10 Pro 64bit (20H2)
    • VirtualBox (6.1.2)
  • ゲストマシン(仮想マシン)
    • AlmaLinux 8.4

AlmaLinux8.4イメージファイルの入手

まずは、下記URLの公式サイトより、OSのイメージファイルをダウンロードします。

AlmaLinuxのバージョンアップに伴い、下記の公式サイトのリンクが切れていました。(2022/9/5 時点)

ダウンロードサイトの「AlmaLinux-8.4-x86_64-dvd.iso」をクリックするとダウンロードが開始されます。

バージョン8.4がダウンロード出来ないので、同じ8系で最新のバージョンとなる「8.6」のダウンロードURLを記載しています。

上記に接続し、「AlmaLinux-8.6-x86_64-dvd.iso」をクリックすることでダウンロードが開始されます。

8.4を8.6に読み替えて下さい。

インストール手順

次に仮想マシンを作成して、そこへインストールします。

VirtualBoxを起動し、「新規」ボタンをクリックします。

次に作成する仮想マシンの設定を行います。
「名前」と「マシンフォルダー」は任意の値で、
「タイプ」は「Linux」、「バージョン」は「Red Hat (64bit)」を選択して下さい。
設定後は「作成」ボタンをクリックします。

ここでは、ファイルの場所(仮想マシンのイメージファイルの格納先とファイル名)を設定しますが、
こちらはデフォルトのままとします。
ファイルサイズは、16GBにしました。構築後にインストールするアプリなどに合わせて適宜設定して下さい。
残りの設定についてはデフォルトのままにしています。ここでの「可変サイズ」とは、ファイルサイズを上限とした可変サイズとなりますので、今回の場合、16GBがイメージファイルの最大サイズとなります。
「作成」ボタンをクリックして次に進みます。

仮想マシンを作成することが出来ましたが、現状は何も入っていない状態なので、ここにOSをインストールしていきます。まずは、「起動」ボタンをクリックし、仮想マシンを立ち上げます。
*事前に仮想マシンの設定で、CPUコア数やビデオメモリーを増やしておくことで、インストールが高速化されると思います。私は4コア、128MB(最大)にしてみました。

「起動ハードディスクの選択」画面が表示されるので、フォルダのアイコンをクリックします。
「Optical Disk Selector」画面では、「追加」をクリックし、先ほどダウンロードしたイメージファイル(AlmaLinux-8.4-x86_64-dvd.iso)を指定し、「選択」ボタンをクリックします。
イメージファイルが正しく選択されていることを確認し、「起動」ボタンをクリックします。

次は、「Install AlmaLinux 8.4」を選択します。

言語設定画面では、日本語を選択して「続行」ボタンをクリックします。

ここでは、見切れていますが(右にスクロールできません)、「インストール先」ボタンをクリックします。
「インストール先」画面が表示されるので、そのまま「完了」ボタンをクリックします。

次は、下にスクロールして「root パスワード」をクリックします。
「root パスワード」では、管理者パスワードを設定します。設定後は「完了」ボタンをクリックします。*簡単なパスワードを設定する場合は、「完了」ボタンを2回クリックする必要があります。

インストールの完了後、「システムの再起動」ボタンをクリックします。

「初期セットアップ」画面が表示されるので、「ライセンス情報」をクリックします。
「ライセンス情報」画面では、「ライセンス契約に同意します。」にチェックを付けて、「完了」ボタンをクリックすると、元の画面に戻るので、「設定の完了」ボタンをクリックします。

「ようこそ」画面が表示されるので、「次へ」ボタンをクリックします。
「プライバシー」画面では、「位置情報サービス」を「オフ」に設定し、「次へ」ボタンをクリックします。
「オンラインアカウント」画面では、「スキップ」ボタンをクリックします。

「ユーザー情報」画面では、一般ユーザを作成します。今回は「alma」としました。
設定後は「次へ」ボタンをクリックします。
「パスワード」画面では、一般ユーザのパスワードを設定します。ここも「alma」としました。
設定後は「次へ」ボタンをクリックします。

設定は以上なので、「AlmaLinux を使い始める」ボタンをクリックします。
初めて使う方へのヘルプが表示されるので、「×」ボタンで閉じます。

デスクトップが表示されれば、インストールは完了となります。
CentOSの後継ということもあり、インストールの流れもほぼ同じですね。
心なしか、インストール速度がCentOSよりか早く感じました。

お疲れ様でした!以上で、Windows10にVirtualBoxでAlmaLinux8.4環境を構築する手順を終わります。

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