PowerShellでファイルをコピーする方法を解説します。
ファイルをコピー
シンプルにファイルをコピーする方法です。
書式
Copy-Item -Path <コピー元のファイルパス> -Destination <コピー先のファイルパス>
サンプル
「C:\ws」配下にある「Test1.txt」を「Test2.txt」としてコピーします。
# コピー元のファイルパスを定義 set-variable -name fromFile -value "C:\ws\Test1.txt" -option constant # コピー先のファイルパスを定義 set-variable -name toFile -value "C:\ws\Test2.txt" -option constant # コピーの実行 Copy-Item -Path $fromFile -Destination $toFile
実行結果
サンプルの実行前後の状態です。
リンク
ファイルを上書きコピー
ファイルを上書きコピーする方法です。
下記状態の場合、通常のコピーではエラーとなる場合があります。
・コピー先のファイルが既に存在する
・コピー先のファイル属性が読み取り専用となっている
このような場合、オプションに「-Force」(強制)を付けて、強制的にコピーさせる必要があります。
書式
Copy-Item -Path <コピー元のファイルパス> -Destination <コピー先のファイルパス> -Force
サンプル
「C:\ws」配下にある「Test1.txt」を「Test2.txt」としてコピーします。
# コピー元のファイルパスを定義 set-variable -name fromFile -value "C:\ws\Test1.txt" -option constant # コピー先のファイルパスを定義 set-variable -name toFile -value "C:\ws\Test2.txt" -option constant # 上書きコピーの実行 Copy-Item -Path $fromFile -Destination $toFile -Force
実行結果
サンプルの実行前後の状態です。
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