Windows10環境にPostgreSQLのODBCドライバをインストールする方法を解説します。
ODBCドライバを導入することで、ExcelVBAなどのアプリから、PostgreSQLのデータベースにアクセスすることが可能になります。
インストーラーのダウンロード
まずは、PostgreSQLの公式サイトより、ODBCドライバをダウンロードします。
下記のリンクに接続します。
ここでは、ODBCドライバがバージョンの昇順で並んでいるため、下の方へスクロールします。
今回は、OS(Windows10)のビット数が「64bit」なので、最新バージョンで64bitの「psqlodbc_13_02_0000-x64.zip」をクリックします。
*クリックすると自動的にダウンロードが開始されます。
インストール
ダウンロードしたzip圧縮ファイル(psqlodbc_13_02_0000-x64.zip)を解凍します。
解凍したフォルダに入っているインストーラーの「psqlodbc_x64.msi」を実行します。
セットアップ画面が表示されるので、「Next」をクリックします。
「I accept the terms in the License Agreement」にチェックを付けて、「Next」をクリックします。
「Next」をクリックします。
「Install」をクリックします。
「Finish」をクリックします。
以上でインストールが完了となります。
接続先の設定と接続確認
ここでは、ODBCドライバの接続先の設定と確認を行います。
*接続先となるPostgreSQLデータベースが起動されていることが前提となります。
Windowsの検索ボックスに「odbc」と入力します。
「ODBC データソース(64 ビット)」をクリックします。
「ODBC データ ソース アドミニストレーター (64 ビット)」の設定画面が表示されるので、「システム DNS」タブを開き、「追加」ボタンをクリックします。
「データソースの新規作成」画面が表示されるので、「PostgreSQL Unicode(x64)」を選択して、「完了」をクリックします。
「PostgreSQL Unicode ODBC セットアップ」画面が表示されるので、各項目を設定していきます。
主要な項目の説明は以下になります。
- データソース名:他のアプリから呼び出す際の名称
- サーバー名:PostgreSQLサーバーのIPアドレス
- データベース名:接続するデータベースの名称
- Port:PostgreSQLサーバーのポート(デフォルトは「5432」)
入力後は、「テスト」をクリックし、「Connection successful」が表示されて接続が成功することを確認します。
確認後は、「保存」をクリックすると画面が閉じられるので、次の画面で「OK」をクリックします。
記事は以上です。これで「ExcelVBA」や「VBScript」などの別アプリからデータベースに接続することが出来るようになります。
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