Ansible AWXの被管理サーバーにPythonが入っておらず、ジョブの実行時に警告が表示されたため、Pythonをインストールしました。その時の手順を残しておこうと思います。
環境
インストールした環境になります。
- OS：AlmaLinux8.4（最小限のインストール）
- Python：Python 3.6.8
- ネットワーク：オンライン（外部ネットワークに接続している）
インストール手順
インストールする手順です。
まずは、AlmaLinuxのデフォルトで設定されているリポジトリにPythonがあるかを確認します。
今回は、必要なPythonのバージョンが[3.6.*]なので、「dnf search python36」を実行します。
[root@localhost ~]# dnf search python36 ================================================================= 名前 完全一致: python36 ================================================================= python36.x86_64 : Interpreter of the Python programming language =================================================================== 名前 一致: python36 =================================================================== python36-debug.x86_64 : Debug version of the Python runtime python36-devel.x86_64 : Libraries and header files needed for Python development python36-rpm-macros.noarch : RPM macros for building RPMs with Python 3.6
上記の結果から、AlmaLinuxではリポジトリの追加は不要のようなので、インストールを行っていきます。
インストールするコマンドは「dnf install -y python36」になります。
[root@localhost ~]# dnf install -y python36 AlmaLinux 8 - BaseOS 4.2 kB/s | 4.3 kB 00:01 AlmaLinux 8 - AppStream 4.6 kB/s | 4.7 kB 00:01 ～～～省略～～～ 完了しました! [root@localhost ~]#
正常に終了したので、バージョンを確認してみます。
コマンドは「python3 -V」です。
[root@localhost ~]# python3 -V Python 3.6.8
無事に「Python 3.6.8」がインストール出来ました！
記事は以上になります。
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