Perlにおける「For」文の使い方を解説します。
シンプルなFor文
指定した回数、繰り返し処理を行うシンプルなFor文です。
書式
for(初期化; 条件式; インクリメント){ 処理; }
サンプル
変数[count]の値が、5より小さい(未満)の場合に、何周目のループかを表示するサンプルです。
for(my $count = 0; $count < 5; $count++){ print "ループ回数:$count\n"; }
実行結果
サンプルの実行結果です。
変数[count]を初期化した値「0」から始まり、条件式に設定した値「5」の1つ前である「4」までループしていることが分かります。
[root@STKPUB002 workspace]# perl test.pl ループ回数:0 ループ回数:1 ループ回数:2 ループ回数:3 ループ回数:4
降順でループする
降順でループするFor文の記述方法です。
書式
書式は、昇順でループする普通のFor文と同じです。
for(初期化; 条件式; インクリメント){ 処理; }
サンプル
変数[count]の値が、0より大きい場合に、何周目のループかを表示するサンプルです。
また、降順でループするため、インクリメントを「$count--
」としています。
for(my $count = 5; $count > 0; $count--
){
print "ループ回数:$count\n";
}
実行結果
サンプルの実行結果です。
変数[count]を初期化した値「5」から始まり、条件式に設定した値「0」の1つ前である「1」まで降順でループしていることが分かります。
[root@STKPUB002 workspace]# perl test.pl ループ回数:5 ループ回数:4 ループ回数:3 ループ回数:2 ループ回数:1
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