はじめに
皆さんはBLOGの目次とはいったいどういったものなのか意識した事ってありますか?
実は、この”目次”がBLOGの記事において意外に重要な役割を果たしているんです!
まず、目次って何なの?と思われる方もいるかもしれませんので簡単に説明すると
記事の概要や目的の見出しにジャンプさせたり
読み手に記事のボリュームをイメージさせる
というような役割を担っており、読み手の利便性に大きく絡んでいるんですね。
これがどういうことかというと、少なからずBLOGの各記事の滞在時間や
記事の閲覧数に目次の存在が影響をもたらすということです。
今回はそんな影の立役者である”目次”について解説していきたいと思います。
BLOGの目次とは?
まず、イメージしてみてください。
5000~10000文字を超えるような長い記事なのにも関わらず、
目次がない挙句に画像が多くページ全体が重く、スクロールしても
目的の情報が見つからない。なんて記事を見た時、意地でも
そこで目的の情報を見つけ出すぞ!とはならないですよね?
筆者なら間違いなく違う記事を閲覧すると思います。
そこで活躍するのが”目次”になるわけです。
先ほども説明しましたが、記事の全体のボリュームを読み手に伝えたり
目的の見出しにジャンプさせたりと読み手にとって情報を入手しやすい記事を
書くことでページの平均滞在時間があがる傾向にあります。(BLOG全体のアクセス数が増える)
目次のメリット
- 読み手の興味を惹くことができる
- 要点を理解しやすい
- 目的のページをすぐに表示させることができる
- Googleがページを認識しやすくなる
- 検索エンジンの検索結果に目次が表示されることがある
といったようにあまり重要でないように見えてページにとって”目次”とは
意外な副産物を生み出していることがわかりますね。
読み手の興味を惹かなければ滞在時間は延びません。
読み手がわかりやすいページにすることによって「他のページも見てみるか」
と思ってもらえればラッキーですよね!
上記のメリット一例の中でも特に筆者が重要だと思うポイントは
目的のページをすぐに表示させることができる
という点です。
というのも、私自身そうですが基本的にインターネットユーザーは自分の必要な情報だけを
入手したいと考えており、本当に興味のある部分以外は読み飛ばす傾向にあるからです。
目次を設定することにより、Googleが「ユーザーの利便性」考えているという判断をし、使いやすく情報を探しやすいページが少なからずSEO上有利に働く可能性があるということです。
SEOにも効果あり!
目次は読み手にとって情報収集をさせやすくする以外に、SEOに対しても効果があります。
SEOとは、Search Engine Optimization の略で「検索エンジン最適化」のことを意味します。
BLOGを運営されている方はよく目にする単語だと思います。
これは、Googleなどの検索エンジンに理解されやすいように自分のWebサイトを最適化することを意味します。
ですので筆者も当BLOGの最適化(読み手が情報収集しやすい)を常に意識して運営を行っています。
この行為を”SEO対策”といい、Googleなどの検索エンジンの検索結果で自分のWebサイトを上位表示させて検索流入を増やすための対策のことです。
逆を言えば、このSEO対策を怠ると、検索エンジンの上位に自分のWEBサイトが表示されず
いくら記事を書いてもアクセス数が伸びることはありません。
ただし、今回解説する”目次”に関しては検索順位に直接影響する「ランキング要因」としてではなく、二次的な要因としてSEOに関係しているのです。
目次を設置してみよう!
前置きが長くなりましたが、今回は目次をビジュアルエディタだけで簡単に作成する方法をご紹介したいと思います。
目次にリンクをつけたり、このように目次の入れ子も簡単に設定できるので
WordPress初心者の方にもオススメです。
ビジュアルエディタにて目次を作成する流れは以下のとおりです。
①目次作成
②見出し作成
③見出しにアンカーを設定
④目次にアンカーへのリンクを設定
これから画像付きでこれらの手順を解説いていきたいと思います!
目次の作成
まず、基本である目次はブロック一覧からリストを選び追加するだけです。
番号付きのリストや入れ子の作成も可能です。
見出しの作成
次に、目次からリンクさせたい見出しを作成します。
こちらも先ほどと同様、ブロック一覧から見出しを選択するだけの簡単な作業です。
このように任意のサイズ(下の画像ではH2)で見出しを作成します。
見出しにアンカーを設定しよう
次に、見出しに目次からのリンク先となるアンカーを設定していきます。
まず、見出しブロックを選択した状態でビジュアルエディタ画面の右側にある設定を開きます。
クリックした中に”高度な設定”という項目の中にHTMLアンカーというテキストボックスが
ありますのでそこに任意のアンカーの名前を入力します。
目次にアンカーへのリンクを設定しよう!
最後の作業になりますが、①で作成した目次のベースにアンカーへのリンクを設定していきます。
まず、リンクを設定したい文字列をドラッグで選択し、ツールバーにあるリンク設定のアイコンをクリックします。
するとこのような画面が表示されると思いますので検索バーで先ほど③で
設定したアンカーの名前を入力しましょう。
ここで覚えておきたいのが
という点です。
後はリンクをつけたい項目毎に同様の設定を行っていくだけです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
目次はHTMLを使わなくても簡単に作成することができ、前述したように
SEO対策にも少なからず効果があります。
なかには目次が必要になるほど文章量がない記事や最初から最後まで
順序良く読んで欲しいという方にはそもそも目次は必要ありませんが、
やり方がわからない、面倒といった理由で目次をつけていない場合は
簡単ですので一度挑戦してみることをおすすめいたします。
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