VBScriptで、あるフォルダ配下のファイルの拡張子を取得し、取得した拡張子ごとに異なる処理を実行する方法を解説します。
はじめに
以前、ファイルの拡張子を取得する方法を解説しました。
今回は、取得した拡張子ごとに、別々の処理を実行する方法をご紹介したいと思います。
サンプルのソースコード
サンプルでは、「C:\ws\VBScript」直下にあるファイルの拡張子を確認し、その拡張子に応じた処理を実行しています。
例えば、「C:\ws\VBScript」配下に、「Test.txt」がある状態でサンプルを実行すると、メッセージボックスで「ファイルの形式:テキストファイル」と表示されます。
Option Explicit
' ファイル情報を取得するフォルダ
Const TARGET_PATH = "C:\ws\VBScript"
Dim fso, folder, file
' ファイルシステムオブジェクトの作成
Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
' フォルダオブジェクトの取得
Set folder = fso.GetFolder(TARGET_PATH)
' 指定したフォルダ配下にあるファイルを確認する
For Each file in folder.Files
Select Case fso.GetExtensionName(file.Name)
Case "txt"
MsgBox "ファイルの形式:テキストファイル"
Case "mp3"
MsgBox "ファイルの形式:音声ファイル"
Case "mp4"
MsgBox "ファイルの形式:動画ファイル"
End Select
Next
' フォルダオブジェクトの破棄
Set folder = Nothing
' ファイルシステムオブジェクトの破棄
Set fso = Nothing
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