【VBScript】条件分岐「Select Case」文の使い方


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VBScriptにおける「Select Case」文の使い方を解説しています。

書式

Select Case 条件式
	Case 値1
		条件式 = 値1 の場合の処理
	Case 値2
		条件式 = 値2 の場合の処理
	Case Else
		いずれの値にも一致しない場合の処理
End Select

サンプル

Select Case文を使用したサンプルと実行結果です。

シンプルな例

シンプルに条件分岐を行うサンプルになります。

Option Explicit

Dim score
score = 80

Select Case score
	Case 100
		MsgBox "大変よく頑張りました!"
	Case 90
		MsgBox "よく頑張りました。"
	Case 80
		MsgBox "頑張りました。"
	Case Else
		MsgBox "頑張りましょう。"
End Select

サンプルの実行結果です。このサンプルでは、scoreが「80」なので、caseが「80」の処理「MsgBox “頑張りました。”」が実行されるため、メッセージボックスで「頑張りました。」と表示されます。

頑張りました。

複数の値を設定する例

分岐する条件として、複数の値を設定したサンプルです。
複数の値を設定する場合は、カンマ[,]区切りで値を指定します。

VBScriptでは、Select Case文に「不等号」や「To」を使用した範囲指定が出来ません。
下記のように記述するとエラーとなってしまいます。
不等号などを使用する場合は、If文を使用する必要があります。
NG例:Case 90 <= score <= 70
NG例:70 To 90

Option Explicit

Dim score
score = 80

Select Case score
	Case 100
		MsgBox "大変よく頑張りました!"
	Case 90, 80, 70
		MsgBox "よく頑張りました。"
	Case Else
		MsgBox "頑張りましょう。"
End Select

サンプルの実行結果です。このサンプルでは、scoreが「80」なので、caseが「80」の処理「MsgBox “よく頑張りました。”」が実行されるため、メッセージボックスで「よく頑張りました。」と表示されます。

よく頑張りました。

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