作業を効率化するために作成したので載せておきます。
はじめに
ドラッグ&ドロップしたファイルの拡張子を除くファイル名の下n桁を別の文字列に置き換えるスクリプトを作成したので、公開しようと思います。
汎用的に作っておらず、そのままでは使いづらいと思いますので、本スクリプトを雛形として、ご自由に加工して頂ければと思います。
サンプルのスクリプトは以下のような動作となります。
↓上記ファイルをスクリプトにドラッグ&ドロップすると、、
拡張子を除くファイル名の末尾が全て「03」となります。
ソースコード
サンプルスクリプトのソースコードです。
コメントにもありますが、4行目で置き換える文字数を指定、
7行目で置き換える文字列を指定することが出来ます。
Option Explicit
' 末尾から置き換える文字数(拡張子は除く)
Const LENGTH = 2
' 置き換える文字列
Const STR = "03"
' ドラッグアンドドロップされたデータを格納する変数
Dim args
Set args = WScript.Arguments
' ファイルシステムオブジェクトの作成
Dim fso, file
Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
' ファイルのフルパス、パス、ファイル名、拡張子
Dim fullpath, filepath, filename, ext
For Each fullpath In args
' 拡張子の取得
ext = fso.GetExtensionName(fullpath)
' ファイル名の取得
fileName = fso.GetFileName(fullpath)
' ファイル名の生成
fileName = Replace(fileName, "." & ext, "")
fileName = Left(fileName, Len(fileName) - LENGTH)
fileName = fileName & STR & "." & ext
' ファイル名の変更
Set file = fso.GetFile(fullpath)
file.Name = fileName
Next
' オブジェクトの破棄
Set file = Nothing
Set fso = Nothing
スクリプトの各機能について
スクリプトの各機能についての解説ページをまとめました。
【VBScript】ドラッグアンドドロップしたデータ情報を取得する
VBScriptで、ドラッグアンドドロップしたデータ情報を取得する方法を解説します。
【VBScript】フルパスからファイルの拡張子を取得する
VBScriptでは「FileSystemObject」を使用することで様々なファイル操作を行えます。ここでは、ファイルの拡張子の取得方法(GetExtensionName)を解説します。
【VBScript】定数の宣言と用意された定数の一覧
VBScriptにて、定数を宣言する方法について解説しています。
また、事前に用意された定数の一覧も合わせて記載しています。
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