VBScriptで、値がNullかどうかを判定する「IsNull」関数の使い方を解説します。
書式
IsNull関数の書式です。
IsNull(値)
値の代わりに、「式」を使用することも出来ます。
IsNull(式)
戻り値
IsNull関数の戻り値です。
戻り値は下記のように、True または False が返されます。
また、戻り値は数値として扱うことも可能で、Trueであれば「-1」、Falseであれば「0」となります。
結果 | 数値 | 説明 |
---|---|---|
True | -1 | 引数に指定した値(式)が、Nullである |
False | 0 | 引数に指定した値(式)が、Nullでない |
リンク
サンプルと実行結果
様々な値や式を渡した時に、どのような結果になるのか確認してみます。
Null値を渡す
Null値を渡した場合のサンプルと実行結果になります。
サンプル
MsgBox IsNull(Null)
実行結果
True
数値を渡す
数値を渡した場合のサンプルと実行結果になります。
サンプル
MsgBox IsNull(100)
実行結果
False
文字列を渡す
文字列を渡した場合のサンプルと実行結果になります。
サンプル
MsgBox IsNull("VBScript")
実行結果
False
リンク
Empty値を渡す
Empty値を渡した場合のサンプルと実行結果になります。
サンプル
MsgBox IsNull(var)
実行結果
False
数値+Null値を渡す
数値+Null値を渡した場合のサンプルと実行結果になります。
サンプル
MsgBox IsNull(100 + Null)
実行結果
True
コメント