VBScriptで、PowerShellのコマンドを直接実行する方法を解説します。
ソースコード
サンプルとして、空フォルダを作成するコマンドを実行してみたいと思います。
今回は、「C:\workspace\VBScript\work」配下に「テストフォルダ」という名前のフォルダを作成します。
Option Explicit
' PowerShellのコマンド
Const cmd = "New-Item -Path C:\workspace\VBScript\work\テストフォルダ -ItemType Directory"
' WSHオブジェクトの作成
Dim objShell
Set objShell = CreateObject("WScript.Shell")
' PowerShellコマンドの実行
objShell.Run "powershell -ExecutionPolicy RemoteSigned -Command " & cmd, 0
' WSHオブジェクトの破棄
Set objShell = Nothing
実行結果
サンプルソースコードの実行結果になります。
下記のように「テストフォルダ」が作成され、PowerShellのコマンドが正常に終了したことが分かります。
記事は以上です。VBScriptで、フォルダ作成などする有名な方法として、ファイルシステムオブジェクトを使用する方法がありますが、ソースコードが少し長くなってしまいます。
場合によっては、PowerShellのコマンドを使用する方が、ソースコードも短くなり良さげかもしれません。
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