【PowerShell】空のファイルを作成する方法


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PowerShellで空ファイル(0バイトのファイル)を作成する方法を解説します。

空ファイルの作成

シンプルに空のファイルを作成する方法です。

書式

New-Item -Path <作成するファイルパス> -ItemType File

下記のような記述も可能です。

New-Item <作成するファイルパス> -Type File

作成するファイルが既に存在する場合は、下記ようなエラーが発生します。
この場合は、後述の強制的に空ファイルを作成するを参考にして下さい。

New-Item : ファイル 'C:\ws\Test1.txt' は既に存在します。
発生場所 C:\workspace\PowerShell\powershell-new-item-file.ps1:11 文字:1
+ New-Item C:\ws\Test1.txt -Type File
+ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    + CategoryInfo          : WriteError: (C:\ws\Test1.txt:String) [New-Item], IOException
    + FullyQualifiedErrorId : NewItemIOError,Microsoft.PowerShell.Commands.NewItemCommand

サンプル

「C:\ws」配下に空ファイルの「Test1.txt」を作成するサンプルです。

New-Item -Path "C:\ws\Test1.txt" -ItemType File

記述方法は異なりますが、こちらも同様の処理になります。

New-Item C:\ws\Test1.txt -Type File

実行結果

サンプルの実行結果です。
下記のように作成されたファイルの情報が表示されます。

    ディレクトリ: C:\ws


Mode                 LastWriteTime         Length Name
----                 -------------         ------ ----
-a----        2022/06/14     19:00              0 Test1.txt

強制的に空ファイルを作成する

既存のファイルが存在するエラーが発生する場合は、「-Force」オプションを付けてコマンドを実行する必要があります。

書式

New-Item -Path <作成するファイルパス> -ItemType File -Force

サンプル

「C:\ws」配下に空ファイルの「Test1.txt」を作成するサンプルです。
こちらの場合は、作成するファイルが既に存在している場合もエラーは発生しません

New-Item -Path "C:\ws\Test1.txt" -ItemType File -Force

実行結果

サンプルの実行結果です。
下記のように作成されたファイルの情報が表示されます。

強制的に上書きする場合は1つ注意が必要です。
上書きされるファイルにデータがあっても、空ファイルに置き換えられる(データが消える)ので、上書き時には誤ってデータを消してしまわないよう気を付ける必要があります。

    ディレクトリ: C:\ws


Mode                 LastWriteTime         Length Name
----                 -------------         ------ ----
-a----        2022/06/14     19:01              0 Test1.txt

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