【Linux】ssh接続でrootユーザーによるログインを許可・禁止する方法


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Linux

ssh接続でrootユーザーによるログインを許可、または禁止する方法を解説します。
*作業は「root」ユーザーで実施します。

許可する方法

ここでは、rootユーザーによるログインを許可する方法を説明します。

まず、ssh関連の設定ファイルである「sshd_config」を「vi」コマンドで開きます。

[root@STKPUB002 ~]# vi /etc/ssh/sshd_config

viコマンド実行後は、ファイルに以下の内容を追記します。
元から「PermitRootLogin prohibit-password」が記述されているので、
その下に「PermitRootLogin yes」を追記し、下記のようにします。

~省略~
#PermitRootLogin prohibit-password
PermitRootLogin yes
~省略~

追記後は、sshdのサービスを再起動します。

[root@STKPUB002 ~]# systemctl restart sshd

TeraTermなどを使用し、rootユーザーで接続出来れば作業は完了となります。

禁止する方法

ここでは、rootユーザーによるログインを禁止(不許可)する方法を説明します。

まず、ssh関連の設定ファイルである「sshd_config」を「vi」コマンドで開きます。

[root@STKPUB002 ~]# vi /etc/ssh/sshd_config

viコマンド実行後は、ファイルに以下の内容を追記します。
元から「PermitRootLogin prohibit-password」が記述されているので、
その下に「PermitRootLogin no」を追記し、下記のようにします。

~省略~
#PermitRootLogin prohibit-password
PermitRootLogin no
~省略~

「PermitRootLogin no」をコメントアウトして、「#PermitRootLogin no」としても、rootユーザーでのログインを禁止することが出来ます。

追記後は、sshdのサービスを再起動します。

[root@STKPUB002 ~]# systemctl restart sshd

TeraTermなどを使用し、rootユーザーで接続出来なければ作業は完了となります。

ちなみに、rootユーザーからのログインを禁止した状態で、TeraTermからログインすると、「SSH2 自動ログインエラー:ユーザー認証が失敗しました。」と表示されます。

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