【Excel】平均値を求める便利なAVERAGE関数の使い方


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Excel

はじめに

今回は数値の平均値を求めることの出来るAVERAGE関数を紹介します。
連続したセルだけではなく離れた場所にあるセルや、複数のシートにあるセルの平均値を求める事も可能な便利な関数です。

テストの平均点をとったり、価格の平均値を求めたりと事務的な仕事にも活用できますし、
複数のシートにあるセルの平均値を求める串刺し演算もあわせてマスターしましょう。

AVERAGE関数とは

まず、AVERAGE関数についてですが、Excel関数の中でも
難易度が低いわりには非常に利用するシーンの多い関数です。

引数の数値には数値やセル範囲を指定でき、二つ目以降の引数も含めて平均を求める場合は数値2以降を[,(カンマ)]で区切って指定します。

セル範囲を指定した場合には、範囲内にある数値のみが計算対象となり、文字列や空白は無視されます。
これだけでは、分かりづらいと思いますので、実際に書式の解説を
交えていきながら画像つきで使用例を見てみましょう。

AVERAGE関数の書式

=AVERAGE(数値1[,数値2,])

  • 数値1
    必ず指定が必要です。数値のほかにセル参照、セル範囲が指定できます。
  • 数値2
    省略することも可能です。平均を計算する場合の追加の数値、セル参照、または範囲を指定します。

AVERAGE関数の使い方

まずは成績表の平均点を求めてみましょう。まずは[B11]のセルに[=AVERAGE(B3:B10)]を入力します。

すると[B3]~[B10]のセルに入力されている数値の平均値が[B11]のセルに求められましたね。
これが基本的なAVERAGE関数になります。

次に応用編として複数のワークシートにある同じセルアドレスのデータを集計してみましょう。これを串刺し演算または3D集計といいます。

まずは平均の値を求めるセルC3に[=AVERAGE(]を入力します。

次に① 7月のシート見出しをクリックし、② [C3]のセルをクリック。③ キーボードの[Shift]キーを押しながら9月のシート見出しをクリックする。
最後に[Enter]を入力し確定すると串刺し演算が行われます。

最後に数値が求められたセルの右下を表の下へドラッグ(オートフィル)すると他のセルにも串刺し演算が行われます。

以上がAVERAGE関数の使い方になります。

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