今回は、AWXのデータベース(PostgreSQL)に接続する方法をご紹介したいと思います。
pgAdminを使用して接続する場合は、以下の記事を参考にして下さい。
AWX – PostgreSQLコンテナへ接続
まず、PostgreSQLがインストールされているDockerコンテナに接続します。
以下のコマンドでコンテナIDを取得します。
今回は、PostgreSQLのコンテナに接続するので、
コマンド結果の5行目にあるコンテナID「bfa62ad4fda4」を控えておきます。
[root@localhost ~]# docker ps
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
10cdc984d728 ansible/awx:15.0.1 "/usr/bin/tini -- /u…" 3 months ago Up 2 minutes 8052/tcp awx_task
5e2c5f99c1b2 ansible/awx:15.0.1 "/usr/bin/tini -- /b…" 3 months ago Up 2 minutes 0.0.0.0:80->8052/tcp, :::80->8052/tcp awx_web
bfa62ad4fda4 postgres:10 "docker-entrypoint.s…" 3 months ago Up 2 minutes 5432/tcp awx_postgres
7d615aab4206 redis "docker-entrypoint.s…" 3 months ago Up 2 minutes 6379/tcp awx_redis
次に、取得したコンテナIDを用いて、コンテナに接続します。
Dockerコンテナに接続するコマンドは「docker exec -it {コンテナID} /bin/bash」なので、今回は以下のようになります。
2行目のように表示されるとコンテナへの接続が成功しています。
[root@localhost ~]# docker exec -it bfa62ad4fda4 /bin/bash
root@bfa62ad4fda4:/#
次は「psql」コマンドでデータベースに接続します。
しかし、そのまま「psql」を実行すると、エラーになってしまいます。
これは現在ログインしている「root」ユーザがデータベースに登録されていないためにエラーになっているので、以下のようにユーザを指定する必要があります。
ここでは、AWXインストール時に設定した「awx」を使用して接続します。
以下のように「awx=#」が表示されれば、接続に成功しています。
root@bfa62ad4fda4:/# psql -U awx
psql (10.17 (Debian 10.17-1.pgdg90+1))
Type "help" for help.
awx=#
以上で、AnsibleAWXのデータベース(PostgreSQL)への接続手順(TeraTerm版)を終わりたいと思います。
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