VBScriptファイルをexe形式のファイルに変換する方法を解説します。
はじめに
本記事では、Windows10であれば標準で使用できる「iexpress」を使って、
VBScriptファイルをexe形式のファイルに変換する方法を解説します。
テスト用のVBScriptファイル
ここでは、exe化した後の動作を確認できるよう簡単なスクリプトを作成します。
以下は、メッセージボックスに「Hello World !!」と表示されるだけのスクリプトです。
ファイル名は「テスト用.vbs」としました。
MsgBox("Hello World !!")
もっと複雑な処理を作ってみたい方は以下のリファレンスを参考にしてみて下さい。
EXEファイルに変換する
ここでは、iexpressを使って、EXE化していきます。
まずは、iexpressを起動しましょう。
検索ボックスに「iexpress」と入力すると、アプリが表示されます。
ここで1つ注意が必要で、実行時する際は「管理者として実行」を選択して下さい。
管理者で実行しない場合は、後述するエラーが発生して変換に失敗します。

iexpressが起動すると「Welcome to IExpress 2.0」という画面が表示されるので、
そのまま「次へ」をクリックします。

次の「Package purpose」も、そのまま「次へ」をクリックします。

次の「Package title」は、入力必須なので、適当な文字を入力して「次へ」をクリックします。

「Confirmation prompt」では、そのまま「次へ」をクリックします。

「License agreement」では、そのまま「次へ」をクリックします。

「Package files」では、exe化するVBScriptファイルを選択します。
「Add」ボタンをクリックすると、ファイルの選択画面が開かれるので、ファイルを選択します。
ここでは、前項で作成した「テスト用.vbs」を選択しています。
選択後は「次へ」をクリックします。

「Install Program to Launch」では、実行するコマンドを入力します。
「Install Program」に「WSCRIPT スクリプト名」と入力します。
今回の場合は「WSCRIPT テスト用.vbs」となります。
入力後は「次へ」をクリックします。

「Show window」では、そのまま「次へ」をクリックします。

「Finished message」では、そのまま「次へ」をクリックします。

「Package Name and Options」では、変換後のexeファイル名と格納パスを指定します。
「Browse」ボタンをクリックすることで、保存先とファイル名を設定することが可能です。
今回は「C:\Workspace\テスト用.EXE」としました。
設定後は「次へ」をクリックします。

「Configure restart」では、インストーラー実行後に再起動するかを設定します。
今回は実行時に再起動したくないので「No restart」を指定します。
設定後は「次へ」をクリックします。

「Save Self Extraction」では、インストーラーが自己解凍処理した後にファイルを保存しておくかを指定することが出来ます。
ここでは不要なので「Don’t save.」を指定して「次へ」をクリックします。

「Create package」では、そのまま「次へ」をクリックします。
ここで、exeファイルへの変換が開始します。

「Status:」に色々表示されますが、最後に「Done!」と表示されれば成功です。
「完了」をクリックすると、iexpressが終了します。

作成したexeファイル(記事の通りなら、テスト用.exe)を実行し、
変換元のVBScriptファイルと同じ動きになれば、変換は成功です。
変換に失敗する場合
変換に失敗する場合の対処方法を書いていきたいと思います。
iexpressを管理者で実行していない
iexpressを起動する際、管理者で実行しないと以下のようなエラーが発生し、変換に失敗します。
Unable to open the Report file 'C:\Workspace\~テスト用.RPT'.
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