【VBScript】共通関数モジュールの作り方・部品化


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VBScript

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以前、別のVBScriptファイルを呼び出す方法をご紹介しましたが、今回は、共通的に使用出来る関数を部品化して、その部品に記述された関数を呼び出す方法をご紹介したいと思います。

使用頻度の高い関数を部品化しておくことで、ソースコードの可読性(見やすさ)の向上や再利用性(別のスクリプトの部品として活用)など、様々なメリットがあります。
記述も簡単なので、この機会にマスターしておきましょう。

以下がサンプルのソースコードになります。
これを実行すると、[function.vbs]にある[Message]関数に引数を渡しつつ、呼び出すことで、関数の処理として実装しているメッセージボックスが表示されます。

部品化の仕組みは簡単で、ファイルシステムオブジェクトを利用しています。
ファイルシステムオブジェクトの「OpenTextFile(“部品化するVBScriptファイル”).ReadAll()」で、部品化するファイルを全て読み込み、それを「Execute」に渡すだけです。

関数を呼び出す際は、「Call 関数名(引数がある場合は引数も入れる)」と記述します。

main.vbs

Option Explicit

' ファイルシステムオブジェクトの作成
Dim fso
Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")

' 関数の読み込み
Execute fso.OpenTextFile("function.vbs").ReadAll()

' 関数の呼び出し
Call Message("チェック")

' ファイルシステムオブジェクトの破棄
Set fso = Nothing

function.vbs

Option Explicit

Function Message(str)
	MsgBox(str)
End Function

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