VBScriptでは「FileSystemObject」を使用することで様々なファイル操作を行えます。
今回は、ファイルの内容を1行ずつ読み込む方法を解説します。
以下がソースコードになります。各処理の解説はコードの後に記載しています。
使用方法は変数[targetFile]に読み込むファイルのパスとファイル名を記述して実行するだけです。
Option Explicit
' 読み込むファイルのパス
Dim targetFile
targetFile = ".\Sample.txt"
' ファイルシステムオブジェクトの作成
Dim fso
Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
' ファイルを読み取り専用で読み込み
Dim stream
Set stream = fso.OpenTextFile(targetFile, 1)
' 1行ずつファイルを読み込む
Do Until stream.AtEndOfStream
' 読み込んだ内容の表示
MsgBox(stream.ReadLine)
Loop
' テキストファイルを閉じる
stream.Close
Set stream = Nothing
' ファイルシステムオブジェクトの破棄
Set fso = Nothing
13行目にファイルを読み取り専用で読み込んでいます。
16行目から19行目でファイルを1行ずつ読み込んで、読み込んだ内容をメッセージボックスで表示しています。
記事は以上です、簡単に実装出来ましたね。
テキストファイルの読み込みは、作業の自動化を図る際に使用頻度は高い処理だと思うので、是非ともマスターしましょう!
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