VBScriptにおける「For」文の使い方を解説しています。
シンプルなFor文
指定した回数、繰り返し処理を行うシンプルなFor文になります。
書式
For 変数 = 開始値 To 終了値 処理 Next
サンプル
下記は、1から5までを順番に表示するサンプルになります。
Option Explicit ' 宣言 Dim i ' ループ処理 For i = 1 To 5 MsgBox(i) Next
リンク
降順でループする
3>2>1のように、降順で処理を実施するFor文になります。
書式
[Step -1]と記述することで、開始値から終了値まで値を[-1]しつつ、処理を行います。
For 変数 = 開始値 To 終了値 Step -1 処理 Next
サンプル
下記は、5から1までを降順で表示するサンプルになります。
Option Explicit ' 宣言 Dim i ' ループ処理 For i = 5 To 1 Step -1 MsgBox(i) Next
条件を満たす場合にループを抜ける
[Exit For]と条件分岐を合わせることで、条件を満たす場合にループを抜けるFor文を作ることが可能です。
サンプル
下記のサンプルでは、1から3までループしますが、値が2の場合に「Exit For」でループを抜けるため、メッセージボックスは「1」しか表示されません。
Option Explicit ' 宣言 Dim i ' ループ処理 For i = 1 To 3 If(i=2)Then Exit For End If MsgBox(i) Next
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