【Linux】SSHの認証方式をパスワード認証に変更する方法


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CentOS7

Linux環境にSSH接続する際の認証方式をパスワード認証に設定する方法を解説します。

パスワード認証とは

パスワード認証とは、秘密鍵などを使用せず、
機器に、ユーザー名とパスワードのみで接続する認証方式です。

設定方法

SSHの認証方式を変更するには「/etc/ssh/sshd_config」を修正する必要があります。

ここでは、viコマンドを使用して、設定を書き換えます。

[root@localhost ~]# vi /etc/ssh/sshd_config

「PasswordAuthentication」と記述されている場所に移動します。

viコマンドでは「/」の後にキーワードを入力することで、キーワードを検索することが出来ます。
今回の場合「/PasswordAuthentication」と入力することで、修正したい位置にジャンプすることが出来ます。

以下が該当箇所で「PasswordAuthentication」が2つありますね。

~~~省略~~~
# To disable tunneled clear text passwords, change to no here!
#PasswordAuthentication yes
#PermitEmptyPasswords no
PasswordAuthentication no
~~~省略~~~

末尾が「yes」となっている方が、パスワード認証を許可する設定なので、
下記のように、コメントを付け替えます。

~~~省略~~~
# To disable tunneled clear text passwords, change to no here!
PasswordAuthentication yes
#PermitEmptyPasswords no
#PasswordAuthentication no
~~~省略~~~

設定ファイルの修正は以上なので、viコマンドを終了します。
その後、設定を反映させるため、sshdの再起動を行います。

[root@localhost ~]# systemctl restart sshd

設定作業は以上となります。

パスワード認証で接続出来るか、TeraTermで試してみます。
TeraTermを起動し、ユーザー・パスワードを入力します。

以下のように、接続出来れば、パスワード認証の設定が完了となります。

記事は以上です。

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