FastAPIとUvicornで構築したサーバーに外部から接続する方法を解説します。
はじめに
前回は、FastAPIとUvicornを使用して、APIサーバーを作成しました。
その際の動作確認として、ローカルからの接続確認を行いましたが、
今回は、外部から接続出来るように設定する方法を説明したいと思います。
APIサーバーの構築方法から知りたい方は、以下を参考にして下さい。
外部から接続出来るようにする
ここでは、外部から接続するための設定と接続確認を行います。
検証環境については、先日作成した環境を使いまわしたいと思います。
設定は簡単で、以下のようにライブサーバーを起動することで、外部から接続出来るようになります。
[root@localhost work]# cd /home/work/ [root@localhost work]# uvicorn main:app --host 0.0.0.0 --port 8000 INFO: Started server process [3047] INFO: Waiting for application startup. INFO: Application startup complete. INFO: Uvicorn running on http://0.0.0.0:8000 (Press CTRL+C to quit)
早速、外部から接続してみたいと思います。
今回は、Windows機からEdgeブラウザを使って接続してみます。
接続先のURLは以下のようになります。
URL:http://ライブサーバーを起動している機器のIPアドレス:8000
接続に成功すると、以下のように表示されます。
ライブサーバーの起動コマンドを実行したターミナルでは、下記のようにどこから接続されたかが表示されます。
INFO: 接続元のIPアドレス:ポート - "GET / HTTP/1.1" 200 OK
上手く接続出来ない場合
ローカルからは接続出来ても、外部からは上手く接続出来ない場合の原因として、ポートが開放されていない場合があります。
Uvicornのライブサーバーはデフォルトで「8000」番ポートを使用するので、下記を参考に空けてみて下さい。
コメント