【Windows】レジストリ エディター(regedit)の基本操作


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Windows上でレジストリを操作するためのツール「レジストリエディター」の使い方を解説します。

レジストリは操作を誤ると、Windowsが起動しなくなる可能性があるので注意して下さい。

レジストリ エディターの起動

レジストリの操作を行うには、レジストリ編集ツール「レジストリ エディター」を起動する必要があります。
ここでは、「レジストリ エディター」の起動方法を説明します。

Windowsのスタートメニューの下部にある検索ボックスに「regedit」と入力します。
検索結果に表示される「レジストリ エディター」をクリックします。

下記のように「レジストリ エディター」が表示されればOKです。

用語について

レジストリエディターで使用される用語についてです。

用語説明画像での番号
アドレスレジストリエディター上でのパス
キーレジストリエディター上でのフォルダ名
レジストリエディター上でのファイル名
データレジストリエディター上でのファイルの内容

アドレスの移動

アドレスを移動するには、「アドレス バー」(下記画像の①)にアドレスを入力します。

アドレスは下記のような文字列です。

・アドレスの例:HKEY_CLASSES_ROOT\Microsoft.PowerShellScript.1

アドレスをアドレスバーに入力する際、上記の例を直接入力して構いません。
(先頭の「コンピューター\」は省略して構いません。)

検索

レジストリは大量の情報で構成されているため、「検索」が必須になります。
ここでは、検索を行う方法を説明します。

検索を行うには、レジストリエディターのメニューから「編集」>「検索」を選択します。
ショートカットの場合は「Ctrl」+「F」となります。

下記の検索フォームで、「検索する値」を設定し、「次を検索」をクリックすることで検索を開始します。
検索対象としては「キー」、「値」、「データ」が選択可能です。
環境にもよりますが、検索には少し時間が掛かります。

レジストリの追加

ここでは、レジストリの追加方法について説明します。
レジストリを追加する項目として、「キー」「値」「データ」の3つがあります。
3つを順番に追加していこうと思います。

キー の追加

例として、下記条件で「キー」を追加します。

キーを追加するアドレス:HKEY_CLASSES_ROOT\Microsoft.PowerShellScript.1

追加するキー:SampleKey

まず、「キーを追加するアドレス」を右クリックします。
メニューより、「新規」>「キー」を選択します。

「新しいキー #1」が作成されます。
「新しいキー #1」を右クリックし、メニューから「名前を変更」を選択します。

今回作成するキーの名前「SampleKey」を入力します。

以上で、キーの追加は完了です。

値 の追加

例として、下記条件で「値」を追加します。

値を追加するキー:HKEY_CLASSES_ROOT\Microsoft.PowerShellScript.1\SampleKey

追加する値:SampleValue

まず、「値を追加するキー」を右クリックします。
メニューより、「新規」>「文字列値」を選択します。

「新しい値 #1」が作成されます。
「新しい値 #1」を右クリックし、メニューから「名前を変更」を選択します。

今回作成する値の名前「SampleValue」を入力します。

以上で、値の追加は完了です。

データ の追加

例として、下記条件で「データ」を追加します。

データを追加する値:HKEY_CLASSES_ROOT\Microsoft.PowerShellScript.1\SampleKey\SampleValue

追加するデータ:サンプルデータ

まず、「データを追加する値」をダブルクリックします。
文字列の編集画面が表示されるので、「値のデータ」に今回設定するデータ「サンプルデータ」を入力します。

設定後は、「OK」をクリックします。
下記のように「データ」カラムの値が、設定した値「サンプルデータ」になっていることを確認します。

以上で、データの追加は完了です。

レジストリの修正

レジストリの修正方法(ここでは、データの修正)を説明します。
キー、値についても同様の流れで修正することが出来ます。

例として、下記条件で「データ」を修正します。

データを修正する値:HKEY_CLASSES_ROOT\Microsoft.PowerShellScript.1\SampleKey\SampleValue

修正前のデータ:サンプルデータ

修正後のデータ:テストデータ

まず、「データを追加する値」をダブルクリックします。
文字列の編集画面が表示されるので、修正前のデータ「サンプルデータ」から、修正後のデータ「テストデータ」に書き換えます。

設定後は、「OK」をクリックします。
下記のように「データ」カラムの値が、設定した値「テストデータ」になっていることを確認します。

以上で、レジストリの修正(データの修正)は完了です。

レジストリの削除

レジストリの削除方法(ここでは、キーの削除)を説明します。
値、データについても同様の流れで修正することが出来ます。

例として、下記のキーを削除します。

削除するキー:HKEY_CLASSES_ROOT\Microsoft.PowerShellScript.1\SampleKey

まず、「削除するキー」を右クリックします。
メニューより「削除」を選択します。

「キーの削除の確認」が表示されるので、「はい」をクリックします。

キーが削除されたことを確認します。

以上で、レジストリの削除(キーの削除)は完了です。

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